【神域リーグ第2節観戦記】第四試合 鴨神にゅうvs歌衣メイカvs咲乃もこvs渋谷ハジメ【文・縦鳥千波】

歌衣選手も逆転手をいれ、追いかける!

本当に【1ソウ】をつかんだ渋谷選手。
2件のリーチのどちらにも通りそうにみえる【1ソウ】だ。

しかし、しっかりと、完全安牌を切って【1ソウ】がでない。
さらに【2ピン】も通り安牌が増え、【1ソウ】がでないようになる。
思わず【1ソウ】切って咲乃選手の逆転トップになりそうなところだったが、丁寧な降りが実った局だった。

少し前、リーチを受けて、一向聴の鴨神選手。
着順アップにはリーチ平和自摸タンヤオで足りる状況だ。
3着浮上には【7ピン】切りが広い。

ここは【6ソウ】を選択。
【5ピン】引きの三色や、【6ソウ】の安全度も考慮しての選択。

難しい場面だったが、なんとこの選択、同じく麻雀AIのNAGAと一致!
私ならば、広さで【7ピン】を切っていそうな場面だった。AI同士通じるものがあるのだろうか。

そのまま三面張リーチ! 3人のめくりあいだ。

海底で自模ったのは鴨神選手。。

跳満に!

2着に浮上した鴨神選手。細かい加点が結果につながった。
トップをとった渋谷選手も放銃してもおかしくない場面が何度かありながらも、丁寧な打牌でトップを死守した。
咲乃選手も点数状況やルール対応をした麻雀をみせるも、あと一歩届かなかった。
歌衣選手はCランクとは思えない仕掛けを駆使した打ちまわしで、素晴らしい内容だった。

この試合、最後まで、全員が着順アップの手をつくったり、丁寧な打牌など、どの選手も内容のいい試合だった。
大三元四暗刻の役満ができそうな局もあったが、さすがに役満、テンパイまでも難しいということがわかった。

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