白鳥翔の「苦悩」と永井孝典の「葛藤」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 3/26 第1試合】担当記者 南山幸浩

 

ここでKONAMIにトップラスを決められてしまうと一気に足もとが寒くなる。

チームポイント
1位 EX風林火山 776.2
2位 BEAST X 689.7
3位 KONAMI

麻雀格闘倶楽部

637.8

 

そしてやはり、一番注目せざるを得ないのは「ボーダー争い」かもしれない。

チームポイント
6位 TEAM RAIDENN/雷電 −246.4
7位 渋谷ABEMAS −272.8

6位の雷電を追うABEMASはやはり白鳥を起用。

連対必須とも言える条件にどう立ち回るのか?少しでもリードして明日の雷電にプレッシャーを与えたいところ。

一方、今節ずっと低調だった堀は1つでも着順をあげるために真っ直ぐ打つだけだ。

それぞれの「条件」と「想い」を抱えて始まった、4チームの最終日・1試合目対局開始!

が、予想外すぎる幕開けとなった。

 

【東1局】

親の滝沢、第一ツモで両面両面のイーシャンテン!

滝沢の和了も時間の問題かと思いきや、白鳥が嵌【8ピン】待ちの先制リーチ!

山に残り2枚!

絶好の配牌をもらった滝沢が白鳥の当たり牌【8ピン】を引き入れ12000点確定リーチ!

【8ピン】が0枚になった白鳥、これは大ピンチすぎる!

最近の悪い流れだとABEMASが掴みそう・・・

 

そんな思いは滝沢から発せられた「ツモ」という言葉が一蹴した。

これは不幸中の幸いか、放銃じゃなくて良かったね・・・

滝沢「8000オール」

なんと裏2枚!

 

KONAMIファン以外はみんな思ったはず、

「タッキーそれはやりすぎだって・・・」

以前から最多勝に手が届く位置いた滝沢だが、出場機会を自ら増やすことがなかった。

個人よりもチームの勝利を優先してきた。

終盤に入り、チームメイトから「獲ってこい!」と背中を押されたのだろう。

ただ、滝沢からは全く気負いが見られない。すごくいい状態に見えた。

 

最高のスタートを切った滝沢、出鼻をくじかれた3人。

とはいえ、一番痛いのは白鳥か。

Mリーガーにとって重要なのは個人タイトルよりもチームの優勝のはずだ。

レギュラーシーズン突破が最低条件。

いきなり窮地に立たされる。

 

さらに【東2局】

親の白鳥が【7マン】を引き入れ、【7ピン】切りを選択、四暗刻イーシャンテン!

今季2回目の四暗刻に期待がかかるが、トップ目の滝沢から36p待ちリーチ!

白鳥、一発で【3ピン】を掴んでしまう!

大逆転を狙うにはこの四暗刻を成就させたい白鳥・・・

最終日じゃなければ、一度筋の【8ピン】を切って七対子への移行もあったかもしれないが、

ここで選ばれたのは【3ピン】のツモ切り。

痛すぎる8000放銃、是が非でも連チャンしたい親も流れ、雷電の背中が離れていく・・・。

 

【東3局】

白鳥が【9マン】→ドラの【2ピン】をポン!

満貫が見えるが、まだ手がたちは悪い。

白鳥のドラポンに対して、イーシャンテンだった永井が堀の【8ピン】を鳴きテンパイ。

門前で仕上げれば高打点も見えたが、白鳥のドラポンを見せられては黙っていられない。

そして見事500・1000の和了。

シンプルだけど個人よりチームの着順を意識した和了だったように感じる。

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