萩原聖人、
雪解けを感じさせる
渾身の跳満ツモ
文・松澤悠介【火曜担当ライター】2026年11月3日
第1試合
東家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
西家:萩原聖人(TEAM RAIDEN/雷電)
北家:竹内元太(セガサミーフェニックス)
ここまで個人6戦連続で4位と、とても苦しんでいる男、萩原聖人。
Mリーグ発足初年度から選手やファンを引っ張ってきた男が再び窮地に立たされている。
今回の半荘こそは、どうにかトップを持ち帰ることができるのだろうか。
東3局、ここまで丁寧に耐えていた萩原に、マンズが2面子完成したかなり整った配牌が入る。
3巡目には形が更によくなるも、元太が
を重ねて満貫以上の聴牌がほぼ確実となっている。
6巡目、萩原は![]()
待ちの聴牌を即リーチ。萩原にとっては何が何でもアガっておきたいリーチだ。
しかし、麻雀の神はまだまだ萩原に試練を与え続ける。萩原1人聴牌で流局となった。萩原の表情からも苦しさが伝わってくる。
東3局1本場は萩原にとってかなりの試練となる。寿人がカン
待ちでダブルリーチ。
萩原がこれをあっさりと掴んで寿人に2600の放銃。
なぜこれほどまでに苦しむのか。あまりにも当たり牌を掴みすぎているように見える。気のせいだろうか。
それでもいい要素がある。今回の放銃がダブルリーチのみの2600点で済んだことは、流れが変わり始めた兆しではないだろうか。
東4局も萩原は![]()
待ちで聴牌。親番の元太が![]()
待ちでリーチをかける中、勝負に出る。
聴牌時には残り枚数が4枚対1枚で萩原が有利だったが、元太が最後の1枚をツモって4000オールのアガリ。
勝つ人がいれば負ける人がいるのが摂理だが、ここまで勝てないのはあまりにも苦しい。
続く東4局1本場も後手番から押し返すも、浅見の![]()
待ちリーチに放銃となり、南場突入時点で14900点持ちの3着。
南1局、ついに萩原の手に動きが訪れる。配牌時点でマンズの枚数がかなり多く、マンズのホンイツを意識した進行。
これが無駄ヅモなく素直に進み、6巡目に![]()
のシャンポン待ちで聴牌。これをリーチし、
をツモって3000-6000の加点を狙いにいった。
ここまで一度もツモアガリのなかった萩原。リーチ後も字牌をたくさん引くが、牌に書かれた文字が違う。 5度目のツモでついに
が見えた!萩原、今期初のツモアガリはリーチ・ツモ・
・ホンイツの跳満、3000-6000のアガリだ!
このアガリで2着まで浮上した萩原。南2局も引き続き冷静に攻める。
親番の浅見が![]()
待ちでリーチをかける中、萩原は浅見の現物であるドラの
単騎で七対子聴牌。
この手を最後まで押し切るも、![]()
待ちの聴牌を入れた寿人に元太が差し込んだ。またしても萩原の勝負が報われることはなかったが、希望を感じさせてくれるような勝負だったといえるだろう。
南3局、親番の萩原は配牌からメンツが整っており、5巡目に
と
のシャンポン聴牌。
しかし、それぞれ1枚切れで戦うには物足りない。ここは
を1枚落として、ドラのくっつきや
を引いた高め一盃口などの聴牌にしたいところだ。
8巡目、狙い通りとはいかないが![]()
待ち聴牌でリーチ!
同巡、元太がドラを合わせた![]()
待ちの聴牌。
さらに浅見がカン
待ちの聴牌で
を切ってリーチの勝負に出た。











