すると、このを暗刻にして待ちでリーチ。最低でも5200点の手になった。
力強くをツモアガって2000-4000。一気にトップに躍り出た。
2局連続の満貫で、ドリブンズサポーターを勇気づける。
【東3局】
ノリノリで迎えた親番。村上の手にはダブと赤ドラ、そしての暗刻が。
が鳴ければ、あっという間に12000点が見える好配牌だ。
しかしここに、2人の難敵が立ちはだかる。
まず立ちはだかったのはデジタルマン…もとい、パイレーツ・朝倉だ。
の暗刻とドラを生かすために、オタ風のをポンしてホンイツ一直線。
この仕掛けで他家からが出にくくなってしまった。
しかしチャンス手の村上も手を緩めず、なんとかイーシャンテンに持ってきた。
この局はずんパンマン対デジタルマンの真っ向勝負になるかと思われたが…
そこに立ちはだかったのが満貫おじさん、ABEMASの多井隆晴だ。
下家の朝倉の索子染めを警戒しつつ、高目三色のリーチをかける。
多井のリーチは、変身して無敵状態になろうとしていた村上に効果抜群だった。
まさに「不運」と表現せざるを得ないの一発キャッチ。
もちろん止められるわけも無く、一発で多井に放銃。
裏ドラも乗って12000点を失ってしまった。
朝倉のポンが無ければ、多井のリーチが無ければ、村上無双の「ずんずんタイム」が始まっていたかもしれない…
映像を見ながら1人で反省会…4000オールツモられた後連続でマンガンをあがってトップ目の親で好ハイパイ、明らかに冷静ではなかったようです…その後もミスが続き…咲ちゃんの妹さんが作ってくれたスイートポテトいただきます…咲ちゃんも辛いのにありがとう…(>_<)
pic.twitter.com/RSGiqqAgfY— 村上 淳 (@zunzuntantan)
2019年1月31日
試合後のツイートでは「明らかに冷静ではなかった」と反省していたが、このを止めていたら麻雀にならないのではないだろうか?
仮に止めたとしても、現物ゼロで他に打てる牌も無い。「仕方ない」と切り替えるしかない放銃だったように感じる。
結局この半荘は新しい顔の補充が間に合わず、ずんパンマンはデジタルマン・朝倉と満貫おじさん・多井に翻弄されて3着となってしまった。
「ラスよりはマシだけど…このままズルズルと下位陣に巻き込まれてしまうのか…」
不安の色を浮かべるドリブンズサポーター。
するとそこに、天からの声が降り注いだ…
“大丈夫、私に任せたまえ…”
(赤坂ドリブンズの公式Twitter(@AkasakaDrivens)より)
そう、2戦目の登板は全知全能のゼウス・鈴木たろうである。
ファンの心配を払拭するべく、大仏のように手を合わせてトレーニングを積んできた。
Mリーガー21人中、平均打点1位(7,875点)は伊達じゃない。
オカルトバスターズの盟友・村上の敵討ちも兼ねて、いざ出陣。
【第2試合】
※対戦相手は画像下部を参照ください
【東2局】
親番で大きく稼ぎたい局面だが、瀬戸熊のリーチを受けてしまった。
ドラのを先切りしてのリーチなので、好形であることが想定できる。
一度切ったを引き戻したたろうは、冷静にの対子落としで迂回。
すると、この残しが生きた。を両方引き入れ、高目タンヤオのリーチを打つ。
実質的に勝負したのは宣言牌のだけ。リスクを最小限に抑えてテンパイに辿り着いた。