2019年に一片の悔い無し! 年の瀬まで大剣を振り続けた 高宮まりの狂気【熱論!Mリーグ】担当記者:ZERO

熱論!Mリーグ【Tue】
2019年に一片の悔い無し!
年の瀬まで大剣を振り続けた
高宮まりの狂気

文・ZERO【火曜担当ライター】2019年12月17

早いもので、もうすぐで2019年も終わろうとしている。

私がいい歳だからだろうか、本当にあっという間に感じる。

「歳を重ねるごとに1年を早く感じる」というのはおそらく真実で、いくつかの理由がある。

まず1つが、人生における1年の割合が年齢によって違うという説だ。

20歳の人が感じる1年は1/20年だけど、40歳の人が感じる1年は1/40年ということ。

これを「ジャネーの法則」と呼ぶらしいが「あなたの人生、じゃあねー☆」と言われているようで、少し寂しくなってしまうではないか。

もう1つ有力なのが、刺激や変化が多いほど時間を長く感じるという説。

たとえば子供の時は初めての経験の連続なので、何事も新鮮かつ刺激的で、ゆえに長く感じてしまう…ということだ。

Mリーグで麻雀にハマり、パブリックビューイングに行ったり、Mリーガーに会ったりして刺激をもらっている人は、もしかしたらこの1年は長く感じているのかもしれない。

他にも代謝に反比例して早く感じるという説や、過ごす空間が広いほど時間をゆったりと感じるという説…など、諸説いろいろある。

私としてはどの説だったとしても、今後ますます早く過ぎ去っていくことは間違いなさそうなので、後悔しないようにやりたいことをやっておかねば…と焦燥の念に駆られてしまう。

いずれにせよ、過ぎた日々は戻らない。

当たり前だが、Mリーグ2019シーズンは1度切りであり、選手の方も悔いのないように全力で打ってもらいたいものだ。

さて、この日(12/17)2019の最終登板となるチームが1チームあった。

KONAMI麻雀格闘倶楽部である。

佐々木寿人が振るっていないものの、ルールにアジャストしてきた感のある前原雄大が本領を発揮し+191.1と爆発。高宮まりが攻め続け、バランサーとして獲得した藤崎智もしばらくは不調を脱せないでいたが、ここのところの3連勝でプラス圏に浮上した。

1度切りしかない2019年を、悔いのないように終えることができるのか。

格闘倶楽部の最終戦を見届けていこう。

先発を託されたのは…

いつの間にかショートカットになり、凛々しく見える高宮まりだ。

髪の毛も明るめのカラーが入っていて、かわいいというよりもカッコよさを感じる。

東1局

ショートカットに見とれていたら、その高宮からすぐに「リーチ」の声が聞こえてきた。

手牌は

これである。

この形、ほとんどの打ち手がダマに構えるのではないだろうか。

マンズの4連形やツモからの両面変化、ツモでの三色付加…を考えるとダマがよいように見える。

ただ、上記の6種類の変化を全部合わせても1ツモにつき20%変化するかしないかだ。

ざっくりとした計算で、変化するまで平均5巡くらいかかってしまう。

その間、相手の手の進行を悶々と待つくらいならリーチしたほうがよい、というのが高宮の判断だろう。

筆者の感覚としては1枚切れにつき変化を待ったほうがいいかなーとは感じるが、それにしても見た目ほど差はなく、ギリギリのレベルだと思う。

何より良いのは

リーチ棒を出す表情に、一切の迷いを感じないことだ。

髪型もあって、凄みすら感じる。

親の二階堂亜樹から2600のアガリとなり、上々のスタート。

さらに加点して迎えた親番。

東3局

上家・茅森早香のリーチを受けてテンパイした場面。

親番で両面テンパイなら当然のベルセルクリー…

チとはならない。

親番・両面…という押し要素だけを挙げたが、切らないといけないは両無筋(も通っていない)である。というカンチャンを払っている茅森(良い待ちの可能性が高い)に対して、放銃率も放銃打点も高い牌と言える。また一応、自分がトップ目・茅森がラス目であることや、終盤に差し掛かっていることなどもオリ要素に挙げられる。

麻雀とは多くの要素を総合して選択しないといけないのだ。

筆者の体感としては、これまた微妙で難しいラインだが「いくだけじゃないのよ」という高宮の意思を感じる一局だった。

これが流局して

東4局

高宮はこの形からをポン。

速攻を仕掛ける。

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