上ヅモ(うわづも)とは ‐ 2段に積まれたツモ山の上側の牌

麻雀用語の上ヅモの解説

上ヅモとは

上ヅモとは、2段に積まれたツモ山の上側の牌のこと。

麻雀の牌は、それぞれの手牌(13枚×4人)を除く84枚を2段に積み、そのうち14枚を王牌(ワンパイ)とする。

すなわちツモ山として使用するのは残りの70枚であり、そのうちの上段に積まれた35枚が上ヅモに該当する。

また、上ヅモに対して下段に積まれた牌下ヅモと呼ばれる。

上下のツモが変わる例

麻雀のルール上、第1ツモ(東家)が取ることになるが、その牌は上ヅモである。

よって、誰からも鳴きが入らず、ツモ番が動かないままで局が進行した場合、上ヅモを取るのは西家下ヅモを取るのは南家北家、という状態が維持される。

通常のツモ順
親 :上ヅモ
南家:下ヅモ
西家:上ヅモ
北家:下ヅモ

これに対し、誰かが上家の捨て牌をチーすると、チーした人はツモ山から牌を取らずに打牌し、鳴いた人が本来ツモるはずだった牌を下家がツモることになるので、上ヅモと下ヅモはひとつズレる

南家がチーした場合
親 :上ヅモ
南家:チー
西家:下ヅモ
北家:上ヅモ
親 :下ヅモ

ポンの場合は、誰からポンしたかによって異なり、対面からのポンであれば上下のツモは変わらず上家・下家からのポンであれば上下が変わる

まとめ

通常のツモ番
上:親・西家
下:南家・北家

誰かの鳴きが入った場合、鳴いた人は鳴かれた人がツモるはずだった牌をツモるようになる。

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