熱論!Mリーグ【Mon】
たくさんの感動をありがとう
チーム雷電 黒沢咲の麻雀は
こんなにも面白いんです!
文・ゆうせー【月曜担当ライター】2020年3月30日
3月30日(月)2戦目。U-NEXT PiratesとTEAM雷電にとっては、これがセミファイナル最終戦。
現在5位のTEAM雷電。ファイナルに進出する条件は、Piratesをラスにしつつ雷電がトップをとり、なおかつ10万8000点差をつけること。
今季何度もMリーグを沸かせてくれた、この選手にチーム雷電の命運は託されることとなった。
華麗なるセレブ打法、黒沢咲。
南家 魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
西家 小林剛(U-NEXT Pirates)
実況 小林未沙
解説 山井弘 金太賢
東1局、黒沢一回目の親番は、
小林のリーチツモ、700-1300でアッサリと流されてしまう。
東2局は、
3副露の小林に対し、黒沢はまわり切ってリーチを繰り出すも、結果は魚谷も含めた三人テンパイで流局。
東2局1本場、黒沢は、
直前に打たれたを悠然とスルーし、リーチにもちこむと、
魚谷からをとらえ、リーチ裏、5200は5500のアガリで加点に成功する。
続く東3局、
この半荘一つ目の山場を迎える。
祈るようにツモった黒沢。その手牌は、
この形だ。ここから黒沢は、
を切った。狙いはリーチやピンフ、イーペーコー、そして最高形としてのリャンペーコーも黒沢は思い描いているに違いない。
を払っておくと、
次の有効牌を引いたときにも、まだ手にを残せる。打点を望みつつも、がむしゃらに手を広げるのではなく守りも決して忘れない、黒沢らしい優雅な打ち筋だ。
次巡、
を引いて、打。ソウズのメンツが出来たので、リャンペーコーから一気通貫へと、高目の狙いをスイッチ。
8巡目には、
を引き入れた!これで一気通貫のイーシャンテン。欲しいのはとだ。
次巡、
が3枚見えたので、イーペーコーも見切って打。
が、ここで、