打点力を加えた最速マーメイド・魚谷侑未の進化が止まらない【熱論!Mリーグ】担当記者:masasio

熱論!Mリーグ【Fri】

打点力を加えた

最速マーメイド・

魚谷侑未の進化が止まらない

文・masasio【金曜担当ライター】2020年2月21日


セミファイナル進出に向けての争いに目が行きがちだが、今日2月21日は上位4チームでの戦いとなった。

1戦目を終えてのチームランキングがこちら。

首位フェニックスは1戦目で近藤が3着を引き、少しポイントを減らしたものの以前首位を独走。
セミファイナル進出はほぼ確実というところまできた。

フェニックスは昨シーズン6位でレギュラーシーズンを敗退している。
昨年の悔しい思いを胸に戦ってきた、2019シーズンも残りわずか。1年越しのリベンジが果たせそうだ。

リベンジといえばこの方。2戦目に登場の魚谷侑未だ。昨シーズン魚谷はマイナス249.1ポイント。21人中18位という成績で1年を終えた。全体的に苦しい展開が多かったとは思うが、魚谷の打ち筋がMリーグの舞台と少し噛み合っていないような印象を受けたのも事実だ。

そこで今シーズン、魚谷はスタイルチェンジを敢行。
「最速マーメイド」の名を捨て、軽い仕掛けは極力減らし、打点を見るスタイルでここまで好成績を挙げている。

絶賛8連続連対中。積み上げてきたポイントは219.9ポイント。昨シーズンのマイナス返済まで、あと1勝だ。

2回戦

東家 魚谷侑未セガサミーフェニックス

南家 萩原聖人TEAM雷電

西家 岡田紗佳サクラナイツ

北家 佐々木寿人麻雀格闘倶楽部

東2局1本場

2000点放銃、ノーテン罰符の支払いで微差のラス目の魚谷。

配牌イーシャンテンだが、少考で打

ペンチャンを払っていく。

順調に進んで3巡目。
ここからはマンズのペンチャンを払うのだが、魚谷の選択が面白かった。

寿人が第1打に、萩原が3巡目にを切っている。
普通なら萩原の現物を残してから切るところだが、寿人と萩原がを持っていないと考え、重ねてタンヤオへの振り代わりを見たのだろう。何気ないところにも打点への意識が垣間見える。

すんなりテンパイ。これをリーチと行かないのが今期の魚谷だ。
即リーチ、を切って手替わり待ちダマテンを切ってテンパイ外し。色々選択があるところだが、魚谷の選択は、

ここでもタンヤオだ。まだ巡目も早いため徹底的に打点にこだわっていく。

構想通りに手牌が伸びてテンパイ。タンヤオピンフ、赤、ドラでダマテンでもマンガンだがここはリーチだ。リーチを掛けてツモればハネマン。勝負手になればリーチというのは昨年と変わらない部分だろう。ほれぼれする手牌進行だったが、この局は流局。

魚谷の新しいスタイルが見られた1局だった。

南1局1本場

親番の魚谷。
を重ねてチートイツのイーシャンテン。
を仕掛けてのアガリも見たいので悩ましいところだが、魚谷はさして悩まずにを切った。
はドラ表示牌に1枚見えているため、チートイツにするなら使いにくい牌だ。
チートイツとメンツ手の両方を見てとりあえずを切る人も多そうだが、魚谷はここでチートイツ一本に絞った。

ドラを重ねてテンパイ。ここも悩まずにタンキを選択した。場にがたくさん切られており、は狙い目に見える。ここまで見据えての切りだった。

さらに恐ろしいことに、実は魚谷がを切った直後に萩原がテンパイを入れていた。
萩原はが4枚見えているためを切って役無しの待ちに受けたが、もし魚谷がを切っていなければ、ピンフでアガれるため待ちを選択したに違いない。

チートイツに照準を合わせていなければで萩原にマンガン放銃になっていた未来もあった。
ギリギリのところで放銃を回避すると・・・

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