岡田紗佳、
トップかラスか、ぶん回す!!
Mリーガーの貫禄を見せ、
ファイナル初進出!!
7月25日(土)15時より、「麻雀最強戦2020 最強の女流プロニュースター決戦」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:天木じゅん/実況:日吉辰哉/解説:土田浩翔・梶本琢程/公式アンバサダー:楠栞桜)。
その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、岡田紗佳プロ(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。
岡田プロは
「今日勝てなかったら本当に情けないって言うくらい、アガれアガれって麻雀牌に言われたので、とにかくまっすぐ打とうと思いました。ファイナルではもっといい麻雀を見せられるようにがんばります」
と語った。
岡田プロには麻雀最強戦2020ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。
日本で一番麻雀が強い奴は誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。8名の選手が出場、この大会の優勝者が12月に行われる麻雀最強戦ファイナルに進みます。
今回の出場者は女流プロ、中でも新人のニュースターと実力トップクラスの対決。2019年のMリーグドラフト会議で指名を受けた瑞原明奈、丸山奏子、岡田紗佳と、選ばれる可能性はあったものの選ばれなかった5名の女流プロが激突。
真の強者はどっちだ?
対局メンバーは次の8名。
【A卓】瑞原明奈 丸山奏子 水口美香 愛内よしえ
【B卓】岡田紗佳 田渕百恵 和泉由希子 仲田加南
A卓からは水口美香・丸山奏子、B卓からは仲田加南・岡田紗佳が勝ち上がった。
▲A卓1位 水口美香プロ
▲A卓2位 丸山奏子プロ
▲B卓1位 仲田加南プロ
▲B卓2位 岡田紗佳プロ
決勝は、岡田・水口・仲田・丸山の並びでスタート。
東1局は親の岡田が一人テンパイで流局。同1本場は水口が345の喰いサンショクを丸山からアガって、岡田の親を落とす。
東2局は水口の親番。10巡目に岡田が待ちでリーチをかけると、同巡に仲田が待ちで追いかける。
結果は岡田がを一発ツモ! ピンフ・ドラ1の2000・4000で岡田が一歩リードする。
東3局、先制したのは丸山。11巡目に待ちのタンヤオ・ドラ1でリーチ。そこに同巡テンパイの岡田が長考の末、追いかけリーチを敢行。待ちは。
さらに水口が待ちリーチで参戦。場は三つ巴に。
結果は水口がを掴んで丸山に5200の放銃で決着。
東4局は仲田がタンヤオ・ピンフのテンパイを、サンショクのへの変化を考えてヤミに構えていたところに丸山が放銃。2000点で東場の親を手放す。
南1局、トップ目で親番を迎えた岡田にドラ2の配牌が入る。しかし、トップ目の親をマークしていた仲田がタンヤオのポンテンを入れ、岡田から1000点を仕留める。
南2局は水口の背水の親番。そこに仲田の手に第1ツモでダブがアンコになる。その仲田が早々にをポンしてテンパイ。そしてあっさり岡田から5200の直撃で、岡田が3万点を割りこむ。
一気に場が平たくなった南3局、先制を取ったのは岡田。タンヤオ・ドラ1の待ちでリーチ。そして次巡、親の仲田が岡田の現物待ちでイーペーコーのヤミテンを入れる。
結果は岡田のツモアガリ。さらにウラドラが雀頭でハネマンのツモアガリ!
オーラスを迎えて、各家の点棒は次の通り。
岡田 41,800
水口 12,100
仲田 23,200
丸山 22,900
南4局、ドラは。
2着目の仲田は岡田からのハネマン直撃か、バイマンツモが必要。水口はバイマン直撃か、サンバイマンのツモが必要。親の丸山はひたすら連荘あるのみ。
…という条件だったのだが、オーラスはなんと全員ノーテンで流局。結果、岡田の逃げ切りで終了という結末に終わった。
岡田が最強の女流プロニュースター決戦を制して、ファイナルへのチケットを手にすることになった。
▲勝利を決めたタンヤオ・ドラ1・ウラ2のハネマンツモ
最終結果
岡田 41,800
水口 12,100
仲田 23,200
丸山 22,900
次回の麻雀最強戦2020は明日7月26日(日)に行われる「鉄壁のディフェンスマスター決戦」。
【A卓】村上淳,大和,鈴木達也,前田直哉
【B卓】近藤千雄,仲林圭,金太賢,HIRO柴田
麻雀最強戦2020 最強の女流プロニュースター決戦 ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!
(※文中敬称略)
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