【麻雀最強戦2021】優勝は岡崎涼太プロ!!【男子プロ最強新世代】

岡崎涼太、

23歳の俊英が、最強新世代の

名に恥じぬ逆転勝利!!

9月4日(土)15時より、麻雀最強戦2021 男子プロ最強新世代が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:中田花奈/実況:日吉辰哉/解説:松本吉弘/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、岡崎涼太プロ(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。

岡崎プロは、

「(オーラスの逆転ツモの感想は)よぅツモりましたね(笑)。僕、今年決勝に2回残ってるんですけど、弱気になって負けるのだけはやめようと思っていて、そんな感じで2回とも負けちゃったんですよ。(南2局1本場)【7ピン】にポンの声が出(てドラの【南】で放銃し)ちゃったんですけど、悪いがクセでました」

と語った。

また岡崎プロは、視聴者に向けて

「応援してくれているみなさまに、ちょっとでもいい報告ができてよかったです。これから少しずつ恩返しをしたいと思います。長時間のご視聴、ありがとうございました」

と語った。

解説を務めた松本吉弘プロは、

「最強戦の中でも例を見ない熱い闘いだったと思います。僕は23歳の若さでドラの【南】を2軒リーチに打ち切れるのが本当にすごいと思います。自分には打てないし、この舞台で打てる(岡崎プロに)感動しました」

と語った。

岡崎プロには麻雀最強戦2021ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。

▲岡崎プロにはトップ賞ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた

本日の対戦は麻雀最強戦2021の第11戦目。

<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ?!3000人を超える一般参加者、国内主要プロ団体選手、豪華芸能人など、他では観られない面々が激突する
プロ雀士、著名人、アマチュア、全国の雀士が参加し麻雀日本一を決定する大会、麻雀最強戦。日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ!今回は男子プロ最強新世代。
次世代を担う若手男子プロ8名が集結!中でも注目は岸赳生。昨年痛恨の差し込み放銃がまさかのドラトイツに当たり敗退、今回リベンジのために這い上がってきた。それに対し新鋭の岡崎涼太尻無濱航がどこまで食らいつけるか?
この中に未来の最強位、未来のMリーガーがいる!

対局メンバーは次の8名。

【A卓】 増田隆一 千貫陽祐 齋藤敬輔 田村洸
【B卓】 岡崎涼太 尻無濱航 岸赳生 中村慎吾

A卓からは齋藤・増田、B卓からは岡崎・尻無濱が勝ち上がった。

▲A卓1位 齋藤敬輔プロ

▲A卓2位 増田隆一プロ 


▲B卓1位 岡崎涼太プロ


▲B卓2位 尻無濱航プロ

決勝は尻無濱・岡崎・齋藤・増田の並びでスタート。

東1局、ドラは【西】。先制したのは増田。4巡目に【1ピン】【4ピン】【7ピン】待ちテンパイを果たして即リーチ。次巡、一発目にテンパイした岡崎が【4ピン】を横に置くが、これは一発放銃。増田が2600点を得て、静かな立ち上がり。

東2局、ドラは【1ソウ】。引き続き増田が、5巡目にピンフ【5ピン】【8ピン】待ちで先制リーチをかける。齋藤の追いかけリーチが入るも、増田が【8ピン】をツモアガリ。700・1300プラスリーチ棒1本を加点する。

東3局、ドラは【3ピン】。7巡目に尻無濱が【4ピン】【7ピン】待ちのピンフタンヤオの先制リーチを敢行。しかし、ツモることができず、1人テンパイで流局して斎藤の親が落ちる。

東4局1本場、ドラ【3ソウ】。尻無濱が4巡目に【東】とカン【8ピン】を鳴いてピンズに染める。対して岡崎が【2ソウ】ポン・【7ソウ】ポンと仕掛けてソーズの一色手。先にテンパイしたのは岡崎。チンイツ【2ソウ】【3ソウ】【6ソウ】待ち。そこへ親の増田がリーチ宣言、しかし宣言牌は【6ソウ】チンイツ・ドラ1の12000点でトップが岡崎に移る。

以下、尻無濱・齋藤・増田の並びで南入。

南1局、ドラは【1ソウ】。齋藤が自風の【西】【7マン】を鳴いてトイトイへ向かう。が、親の尻無濱が齋藤から【白】のみの1500点を討ち取って連荘。

南1局1本場、ドラ【南】。岡崎が3巡目に【1ピン】をポンして一色手にむかう。しかし、先制テンパイは増田。7巡目にチートイツのドラ単騎待ちで即リーチ。さらに齋藤が3巡後に【7ピン】を切って追いかけリーチを敢行。そしてその【7ピン】を岡崎がポンしてテンパイだが、テンパイ打牌は【南】。これを増田が捕えて8000点。これでトップ目は尻無濱に。

南2局、ドラは【白】。南家の齋藤が16巡目に、一発とハイテイを狙ってリーチをかけるが、形式テンパイを入れた岡崎が尻無濱の喰いタンに放銃。1000点プラスリーチ棒1本を、トップ目の尻無濱が加点する。

南3局、ドラは【6ピン】。終盤に齋藤がカン【3マン】をチーして234サンショク【5マン】【8マン】待ちテンパイ。そのチーで4枚目のドラがカンチャンターツにインして増田がテンパイ。【發】を切ってドラ1の【4マン】【7マン】待ちでリーチをかける。直後に尻無濱が現物の【3ソウ】を切ると、岡崎が345でチーして【3ピン】を切ってテンパイ。増田のこれも現物の【8マン】を切るが、これは斎藤にストライク。

齋藤が岡崎から、1500点をアガって2万点台に回復。これで全員が2万点台に。

南3局1本場は、齋藤の1人テンパイで流局。齋藤は岡崎をかわして3着目に浮上。

南3局2本場、ドラ【1ピン】【發】の同巡2鳴きから仕掛けた増田が、7巡目に【1ソウ】【4ソウ】待ちで先制テンパイを果たす。3巡後に【1ソウ】をツモって300・500の2本場。超絶僅差でオーラスへ。

点棒状況は次の通り。

 尻無濱 28,300
 岡崎  21,100
 齋藤  23,600
 増田  27,000

南4局、ドラは【8ソウ】。ラス目の岡崎でもマンガンの出アガリで優勝という大接戦。7巡目、尻無濱がチートイツイーシャンテンから【1ソウ】をポンしてトイトイチャンタのイーシャンテン。11巡目に、岡崎がピンフ・高目456サンショク【3マン】【6マン】待ちテンパイ、即リーチ。最後のツモ番で高目【6マン】をツモって2000・4000。

岡崎がラス目からのごぼう抜きトップ逆転で男子プロ最強新世代を制し、ファイナルへのチケットを手にすることになった。

▲オーラス逆転高目ツモで優勝を決めた岡崎プロ

最終結果

尻無濱 26,300
岡崎  29,100
齋藤  21,600
増田  23,000

次回の麻雀最強戦2021は9月4日(土)に行われる「男子プロ鋭気集中」

出場メンバーは次の通り。

【A卓】 井出康平 山田独歩 松ヶ瀬隆弥 前原雄大
【B卓】 水巻渉 齋藤豪 安部颯斗 猿川真寿

麻雀最強戦2021 男子プロ最強新世代 ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!

(※文中敬称略)

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