まれにみる大逆転劇!!
6万点オーバーの多井を
怒濤の連荘で大捲り!!
9月26日(土)15時より、「麻雀最強戦2020 最強「M」トーナメント」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:天木じゅん/実況:日吉辰哉/解説:土田浩翔・梶本琢程)。
その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、二階堂亜樹プロ(EX風林火山/日本プロ麻雀連盟)が優勝した。


二階堂プロは、
「東1局から手にならない感じで、ちょっと厳しいかなと思ったんですけど多井さんがトイレに行ってくれたおかげで(笑)、親番ですごい手が入ったんですよね。そのあとはツモアガリに恵まれました。タッキー(滝沢和典プロ)もファイナルに残っているし、風林火山がいい調子になっていると思うので、Mリーグもファイナルも引き続き応援よろしくお願いします」
と語った。
二階堂プロには麻雀最強戦2020ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。
<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。8名の選手が出場、この大会の優勝者が12月に行われる麻雀最強戦ファイナルに進みます。
今回は、Mリーグドラフト1位対決。普段のチームリーダーが個人での一位を競います。
対局メンバーは次の8名。
【A卓】二階堂亜樹 内川幸太郎 小林剛 萩原聖人
【B卓】 佐々木寿人 園田賢 多井隆晴 魚谷侑未
A卓からは二階堂・内川、B卓からは佐々木・多井が勝ち上がった。
▲A卓1位 二階堂亜樹プロ
▲A卓2位 内川幸太郎プロ
▲B卓1位 佐々木寿人プロ
▲B卓2位 多井隆晴プロ
決勝は、佐々木・二階堂・多井・内川の並びでスタート。
スタートダッシュを決めたのは佐々木。東1局1本場の親番で、チートイツ・ドラ2の地獄待ちを内川から仕留めて12000。まずは佐々木がリードを築く。
これに待ったをかけたのが多井。東3局の親番でタンヤオ・高目サンショクの待ちでリーチをかけ、きっちりと高目
をツモアガリ。ウラドラを1枚乗せて、6000オール。一撃で逆転に成功する。
同1本場は佐々木と多井のリーチ合戦となるが、軍配は多井に上がる。リーチ・ツモ・ウラ1の2000オールで、点棒を上乗せする。
さらに同2本場では、多井は4巡目にリーチをかける。ドラのと
のシャンポン待ち。ノッてる多井は4巡後にドラの
をツモアガリ。これで点棒は6万点を超す。
多井の優勝は固いかと思われたが、東4局2本場に内川からマンガンをアガった二階堂が、多井の独走を阻む。
南2局の親番で、二階堂が3巡目にタンヤオ・ピンフでリーチ・ツモ。ウラ1の4000オール。しかしこの時点でも、多井との点差は2万8000点。
同1本場、二階堂は8巡目にチートイツをテンパイ。これを単騎待ちで即リーチ。牌山に2枚いた
をツモアガって、さらにウラドラを乗せて6000オール! トップまで3600点差にまで詰め寄る。
同2本場は多井のリーチのみに流されたものの、南3局の多井の親番は二階堂が、多井のリーチをかわしての700・1300をツモアガリして、ついに逆転を果たす。
オーラスを迎えて、各家の点棒は次の通り。
佐々木 11,700
二階堂 47,700
多井 47,200
内川 ▲6,600
二階堂と多井はアガリ競争。佐々木は役満のツモアガリが必要。内川はひたすら連荘が求められるという条件。
多井が二階堂からをポンして、逃げにかかる。一方二階堂はタンヤオのカン
待ちをテンパイ。多井が
を加カンすると新ドラが
。この
が牌山に3枚残っている。そして次巡、二階堂がこの
を見事ツモアガって終局。
二階堂亜樹プロが最強「M」トーナメントを制して、ファイナルへのチケットを手にすることになった。
最終結果
佐々木 11,200
二階堂 49,700
多井 46,700
内川 ▲7,600


次回の麻雀最強戦2020は10月4日(日)に行われる「麻雀最強戦2020 著名人超頭脳決戦」。
出場メンバーは次の通り。
【A卓】広瀬章人 釼持丈 須貝駿貴 木原直哉
【B卓】香川愛生 片山まさゆき 福本伸行 宮内悠介
麻雀最強戦2020 最強「M」トーナメント ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!
(※文中敬称略)
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