解き放たれし眠れる狼 内川幸太郎が作り上げた桜色の一気通貫【Mリーグ2020観戦記12/10】担当記者:ゆうせー

次のツモ番は藤崎だ。

藤崎が持ってきたのは、

だった。これも通り過ぎてゆく。

息をつく藤崎。

村上は安全牌のを切っていく。

次の手番、内川がツモったのは、

だ!!!一発ツモ!!!

リーチ一発ツモピンフ一気通貫ドラ、3000-6000の見事なアガリだ。

そしてこの瞬間、2週間の冬眠期間を経た眠れる狼 、内川幸太郎が覚醒した。

南3局の親番では、

タンヤオピンフイーぺーコー赤ドラドラの18000、

ツモピンフ700は800オール、

そして、ハイテイツモ三色赤の6000は6200オールと、立て続けにアガリを決め、最終的には76700点の大トップに。卓上を一面の桜色に染め上げた。

 

苦しい展開が続いていたサクラナイツだったが、温存していた内川がここで復調したのはとてつもなく大きい。神田明神のご加護が早くも舞い降りたのではないだろうか。

目を覚ましたエース内川。これからトップを量産し、チームを引っ張ってくれることを、サクラナイツファンは待ち望んでいる。

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