次のツモ番は藤崎だ。
藤崎が持ってきたのは、
だった。これも通り過ぎてゆく。
息をつく藤崎。
村上は安全牌のを切っていく。
次の手番、内川がツモったのは、
だ!!!一発ツモ!!!
リーチ一発ツモピンフ一気通貫ドラ、3000-6000の見事なアガリだ。
そしてこの瞬間、2週間の冬眠期間を経た眠れる狼 、内川幸太郎が覚醒した。
南3局の親番では、
ツモピンフ700は800オール、
そして、ハイテイツモ三色赤の6000は6200オールと、立て続けにアガリを決め、最終的には76700点の大トップに。卓上を一面の桜色に染め上げた。
苦しい展開が続いていたサクラナイツだったが、温存していた内川がここで復調したのはとてつもなく大きい。神田明神のご加護が早くも舞い降りたのではないだろうか。
目を覚ましたエース内川。これからトップを量産し、チームを引っ張ってくれることを、サクラナイツファンは待ち望んでいる。
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