左腕一閃、近藤誠一！理論と直感力、そしてファンの願いが結実したオーラス逆転倍満ツモ【Mリーグ2020観戦記３／４】担当記者：東川亮

コ「よし、裏は・・・」

コ「裏1で8000は8300！これでほぼ並び！な、だから言っただろ！」

ド「うるせー、まだこっちがリードしてんだよ！」

■東4局

パ「キター！配牌ダブ暗刻！」

ド「ズルゴーやんけ！」

コ「ふざけんな、配牌やり直せ！」

フェ「お前んとこ、この間それで三倍満アガってたじゃねーか！」

パ「カン！」

ド「カンだ！」

コ「やめろってマジで！」

フェ「だからお前のとこはこの間それで・・・」

フェ「えー、切った！？」

パ「なるほど、暗槓して警戒されたらアガリ率が下がるってことか」

コ「マジ？もったいなくね？」

ド「まあ、お前はそう思うわな」

パ「はいツモー、2000オールー！これでトップ目―！」

コ「いや、4000オールだったんじゃねーの？」

パ「いいんだよ、きっちりアガったんだから！」

フェ「誠一さん今回もキツいなおい・・・」

■東4局1本場・近藤、赤ドラの1300-2600は1400-2700ツモ

フェ「ようやくアガれたよ・・・これでだいぶ差は詰まったかな」

コ「前原さんリーチしてんだからさー、1回くらいツモらせてよ・・・」

■南2局

ド「そのけんめっちゃいい！」

コ「前原さんトイツ！でも鳴かせてもらえるんかな・・・」

ド「あれ、そのけん残したね」

コ「すぐ鳴かせてくれればいいのに・・・」

ド「親で先制取れた！」

コ「その鳴くんだけどさ・・・入り目でしょ？のタイミング次第ではツモってたとか？」

ド「はい来た2600オール！でも裏乗ってくれればなあ」

パ「いいんだよ乗らなくて！そっちの方が面白いじゃん！」

ド「面白いとか、今はいらないんだよ！こっちは勝ちたいの！」

フェ「みんなそうだよ！」

コ「みんな言ってることがむちゃくちゃになってきてる・・・」

■南3局

パ「ゴーさんイーシャンテンじゃん！」

フェ「でももうももないよ。も2枚だけ」

パ「それでもアガれるときはアガれんの！」

パ「リーチ！でもないのか・・・」

フェ「さっき言ったじゃん！」

コ「前原さん七対子に向かった！これなら出ない、危ねぇー！」

ド「カンチーしてるのにチー？の後付けか一気通貫ってこと？そのけん、やっぱりすげー仕掛けするよな」

パ「この辺の粘りや発想ってすごいよね、そのけんさんって」