滝沢和典、個人2連勝!!
首位ABEMASを沈めて、
またまた波乱の混戦へ!!
プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」のファイナル3日目、第1戦は滝沢和典(EX風林火山)が、トップを獲得。始終堅実な押し引きを貫いた滝沢が、個人2連勝。風林火山は3勝目。首位ABEMASがラスになったことで、優勝争いは再び混沌の様相を呈してきた。
第1戦の対局者は、赤坂ドリブンズ・園田賢、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳、渋谷ABEMAS・白鳥翔、そして滝沢の4名。
開局から親の白鳥がとをポンして、早々に場に緊張が走る。白鳥の手はドラの2枚とを内蔵した大物手。
イーシャンテンの段階でをリリースした白鳥だったが、その後なんとをさらに2枚河に並べてしまう。
その間隙を突いて、北家の滝沢が15巡目にツモアガリ。タンヤオ・ドラ1の1000・2000で闘いの幕が開ける。
東3局は滝沢と、親の園田のリーチ合戦。滝沢が待ちのフリテンリーチ、園田はドラのペン待ち。結果は滝沢のツモアガリ。ピンフ・ドラ1の1300・2600で、点棒を積み重ねる。
さらに東4局の親番で、滝沢は234サンショク出来合いのピンフで先制リーチをかける。待ちは高めタンヤオの待ち。
対してポン、絡みのチーでホンイツの待ちでテンパイしたのが白鳥。白鳥がリーチの現物のをツモ切ると、園田からロンの声がかかる。ドラのをアンコにしたヤミテンを入れていたのだ。・赤1の8000点で園田が2着目に浮上する。
南1局、岡田が7巡目にピンフ・赤1の先制リーチをかける。受けた白鳥は後がない親番。喰いタンヤオで対抗するが、テンパイ打牌のが岡田に御用。ウラが1枚乗って8000点。
この放銃で、首位ABEMASがダンラスに転落してしまう。他3チームにとっては願ってもない展開。
ここで決定打を放ったのが滝沢。
南3局1本場、7巡目に滝沢が単騎待ちの仮テンから、待ちの5面張に変化させて高めピンフ・赤1の先制リーチ。
ぱんぱんに手を膨らませていた岡田が、をツモ切って一発放銃。ウラが1枚乗って8000点。滝沢が他家を突き放す。
オーラスは、白鳥が素点回復を図って園田からダブ・ドラ1・赤1の8000点を召し捕って試合終了。
滝沢が2連勝、風林火山がファイナル3勝目。2位はサクラナイツ・岡田、白鳥は甘んじてラスを受け入れた。
滝沢はインタビューで、
「もう笑えない状況になるかもしれなかったので、とりあえず(首の皮が)つながったかな。よかったです。ふわっと打った牌がけっこう多くて、当たってたらバカといわれるような牌も何枚か打っちゃったんですけど、今日はいい方に出ましたね」
と語った。
▲2着目の岡田から一発で討ち取って試合を決した
【Result】
1着 滝沢和典・風林火山 4万4000点/+64.0
2着 岡田紗佳・サクラナイツ 2万1400点/+1.4
3着 園田賢・ドリブンズ 1万9900点/▲20.1
4着 白鳥翔・ABEMAS 1万4700点/▲45.3
【Total】
1位 渋谷ABEMAS +274.9(5/12)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +163.8(5/12)
3位 EX風林火山 +43.5(5/12)
4位 赤坂ドリブンズ ▲94.5(5/12)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部
6位 TEAM RAIDEN/雷電
7位 U-NEXT Pirates
8位 セガサミーフェニックス
「朝日新聞Mリーグ2020 ファイナルシリーズ3日目」
詳細情報
赤坂ドリブンズvsKADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMAS■公式MリーグTwitter
https://twitter.com/m_league_■公式ABEMA麻雀chTwitter
https://twitter.com/abema_mahjong■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA「朝日新聞 Mリーグ2020 ファイナルシリーズ」
5月13日の対戦は赤坂ドリブンズvsEX風林火山vsKADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMAS■オフショット
https://abema.tv/video/title/444-7?s=444-7_s40■対局舞台裏
https://abema.tv/video/title/444-7?s=444-7_s35キャスト
赤坂ドリブンズ
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
渋谷ABEMAS
実況:小林未沙
解説:渋川難波
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE