そして伝説へ…
独走し続ける
勝又健志が
Mリーグの
新たな伝説に
王手をかける
文・江嵜晋之介【火曜担当ライター】2021年11月11日
Mリーグ2021シーズン、開幕から23日目となった11月11日。
11月11日、と言われて何を連想する人が多いのだろう?
語呂合わせがしやすい・覚えやすい日ということもあり、SNSで少し調べただけでもたくさんの記念日を見つけることができる。
11月11日は「麺の日」。今回は「ラーメンがマジでうまい都道府県ランキング」の結果を見てみましょう。
ラーメンがマジでうまい都道府県ランキングTOP10! 3位の福岡県、2位の新潟県を上回る1位は? https://t.co/MSY2hvuYDb #ラーメン #ラーメンがマジでうまい都道府県ランキング #ねとらぼ調査隊
— ねとらぼ調査隊 (@itm_nlab_res) November 10, 2021
本日11月11日はチンアナゴの日、梶裕貴が多彩な声色で「チンアナゴ」連呼する動画(動画あり)https://t.co/No90gm0eTQ pic.twitter.com/EFVBTIUpuH
— コミックナタリー (@comic_natalie) November 11, 2021
私が個人的にパッと思いつくのは、やはりポッキー&プリッツの日だ。
同じように思い浮かんだ人も多いのではないだろうか?
最後にみんなでいきますよ…!!!
せーのっ
\\\ポッキー/// pic.twitter.com/GfXQZjrtSD
— Pocky Japan (@PockyJPN) November 11, 2021
日本には数多くの記念日が存在しているが、記念日は登録制で、新しく作ることはあまり知られていない。登録にあたり審査こそあるものの、申請自体は個人でも可能だ。
記念日を管理する「一般社団法人日本記念日協会」で管理されている記念日の数は2018年時点で1,904件。新たに制定される記念日の数はなんと年間200件にも及ぶとのこと。
外部リンク:一般社団法人日本記念日協会
ちなみに11月11日は登録数がとても多く、HPで確認すると56件もある。
ところで、麻雀関連の記念日もいくつかあることをご存知だろうか?
麻雀関連の記念日は「牌の日(8月1日)」や、「オンライン麻雀の日(4月26日)」などがある。
ただ様々な語呂合わせで使われている11月11日では、調べた限りでは麻雀関連の記念日は無さそうだった。
世間では様々な記念日で賑わっているのだから、麻雀でも何かキャッチーな語呂合わせはないものか…?(あるのならば観戦記のネタに使いたい)
そんなことを考えている私に、実況の日吉プロが助け舟を出してくれる。
「11月11日は1が4つ並んでいる!」
「世の中ではポッキーの日かもしれないが、麻雀打ちにとって今日は4連勝の日!」
…これだ!!
確かに麻雀打ちなら、「1111」と見ればお菓子でもラーメンでもなく「4連勝」がパッと頭に浮かぶに違いない(おそらくだが)。
そして偶然にも、本日4連勝を成し遂げようとしている選手がいた。
EX風林火山の勝又だ。
今シーズン圧倒的な得点を叩き出している勝又。
Mリーグ記録タイの4連勝を成し遂げるのか。はたまた他のチームが意地を見せるのか。
第1回戦
東家:勝又健志(EX風林火山)
南家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:近藤誠一(セガサミーフェニックス)
北家:本田朋広(TEAM雷電)
東1局
親番の勝又はこの手牌から
平和・三色のイーシャンテンを維持しつつ、マンズのターツへの振替を狙う。
の周りを持ってきた場合は頭がなくなってしまうため1手損となってしまうが、その分タンヤオが確定するので打点というリターンがある。
結果思い通りのツモは来なかったものの、単騎のダマテンに構え、内川からの出アガりに成功する。
タンヤオ・一盃口・赤の7,700点。4連勝に向け幸先の良いスタートになる。
好調な勝又の独走を許さなかったのが近藤。
東2局で赤赤ドラドラの好配牌から、5巡目にトップ目勝又からの直撃に成功。
タンヤオ赤赤赤ドラの8,000点。
近藤は今シーズンここまで苦しい展開が続き、個人スコアは下位に沈んでいる。
勝又の4連勝を阻止しつつ、自身が浮上するきっかけを作りたいところ。
そんな近藤は、続く東3局でなんとツモり四暗刻のテンパイを入れる!