最強位まで歩みを止めない 菅原千瑛が進む桜の花道 麻雀最強戦2022【女流チャンピオン決戦】観戦記【決勝卓】担当記者:徳岡明信

最強位まで歩みを止めない
菅原千瑛が進む桜の花道

【決勝卓】担当記者:徳岡明信 2022年5月1日(日)

各団体のタイトルホルダー、前年度ファイナリストと女流プロ内での実力は折り紙付きが揃ったこの大会も残すは決勝のみとなった。
事前アンケートでは、予選のA,Bの卓共に1番人気だった選手が敗退する波乱の展開を勝ち抜いてきたのはこの4人。

A卓1位通過 内間祐海
現女流最高位。適格な攻守バランスで予選を勝ち上がり。最高位戦の女流代表としてここは負けるわけにはいかない。さぁ、最高で最強の栄光へ駆け上がる準備は万全だ。

 

A卓2位通過 逢川恵夢
現女流雀王。予選では逢川らしい鳴きと勝負所の切り込みを駆使して決勝卓へ滑り込んだ。
ユニークなキャラで人気だが、ここ一番の押しっぷりを武器に真剣に優勝を目指す。

B卓1位通過 一瀬由梨
前年度ファイナリスト。去年の忘れ物を取りに帰るときは来た。
彼女のキャッチフレーズ、‘裏セレブ打法’を存分に発揮し、意地でもファイナルへの切符をもぎ取りに行く。

予選B卓2位通過 菅原千瑛
第2期桜蕾。予選ではアガリ4回をものにして決勝卓に駒を進めた。
過去には最強戦ガールズも務めた菅原。タイトルを獲り開花した桜の蕾がもう一度花開く事ができるのか。

決勝に相応しい実績と華のある選手は出揃った。
チャンピオンの中のチャンピオンを決める戦いがドラの響きと共に開始される。

東1局
最初にテンパイを入れたのは内間。

親の一瀬からでた【東】を1枚目から仕掛けて東のみのカン【8マン】テンパイ。
親の一瀬から出てきた【東】なので、一瀬の手はそこそこ整ってそうだ。打点の上昇もほぼほぼ見込めないのでここはテンパイを取ってスピードを優先だ。

次巡に一瀬がテンパイ。ドラ1で高めイーペーコーで待ちも打点も十分だ。
このリーチを受けてのテンパイだが待ちも悪く打点も無い内間の押し引きは如何なものか。

1発目は【3ソウ】のワンチャンスである【2ソウ】を押して、次巡に【8マン】をツモリあげる。
東のみの300/500のアガりだが、親リーチを見事に捌いた。
心無しかツモに力が入っていたように見えた。内間の速度感の間合いが見事に一瀬の親リーチを交わした。

東2局

先程の親リーチを交わされて悔しい一瀬に自風の【北】とドラの【3マン】がトイツのセレブ配牌がやってくる。

【北】が出たらすぐにポン? いやいや私はセレブですわよ? 自らアンコにしてみてますわ。
満貫確定の【2ピン】【5ピン】【8ピン】待ちでリーチをかける。

これに戦うは親の逢川だ。ドラのカン【3マン】待ちで追っかけリーチに出る。
溢れる気迫のリーチモーションに逢川の気合を感じない者はいないだろう。

しかしここは待ちも打点も格上の一瀬に軍配が上がる。
リーチ、ツモ、【北】、ドラ2の2000/4000をツモアガり、頭抜け出すことに成功する。

東3局

内間に【中】が暗刻でドラの【8マン】が2枚あるチャンス手が入る。

場に3枚目という事もあり、リャンメン部分から積極的に仕掛けていく。

形が整った逢川からドラの【8マン】も鳴くことが出来た。満貫確定の【4ソウ】【7ソウ】のリャンメンでテンパイだ。

親の菅原もテンパイしたが、ロン牌の【4ソウ】を切らずに迂回する。自身の待ちの悪さや打点に不満もさることながら、

内間の手は【1ソウ】をリャンメンでチーして【8マン】をポン。【4ピン】ツモ切りの後に最終手出しが【5マン】である。ここから考えられる内間の手牌の情報として
タンヤオでは無いので役牌が暗刻の可能性が高い。(役牌のダブルバックはある)
・メンゼン3人に対しての加カンはテンパイかつ待ちに自信がありそう。(好形のテンパイ)
・残ってるリャンメンの待ち候補が捨牌からしてソーズの可能性が一番高い。

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