新井啓文、
ごきげんなプッシュで
熱戦を制し、ファイナルへの
チケットゲット!!
4月5日(日)12時より、「麻雀最強戦2020 プロ雀士ランキングベスト16」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:天木じゅん/実況:日吉辰哉/解説:瀬戸熊直樹/公式アンバサダー:楠栞桜)。
その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、新井啓文プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。
新井プロは「嶋村(俊幸)さんが古希を迎えて、死んでも出たいと思ってたと思うんですけど、それを苦渋の決断で辞退されて、(繰り上げの)務めを果たせてよかったなというのが本音ですね」と語った。


新井プロには麻雀最強戦2020ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。
▲新井プロには大会委員長・金本晃よりファイナルへのチケットなどがおくられた
本日の対戦は麻雀最強戦2020の第3戦目。
日本で一番麻雀が強い奴は誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。16名の選手が出場、この大会の優勝者が12月に行われる麻雀最強戦ファイナルに進みます。
長年プロ団体からの要望を受けてきて新設されたこの大会は、純粋な実力リーグトップ者16名が集結した大会。ただ勝つことだけに徹してきた男達の技がついに最強戦の舞台で激突!
対局メンバーは次の16名。
【A卓】吉田直 ダンプ大橋 宮崎和樹 中嶋和正
【B卓】むく大樹 西川淳 矢島亨 醍醐大
【C卓】谷井茂文 近藤久春 阿賀寿直 新井啓文(嶋村俊幸辞退により繰り上げ)
【D卓】古橋崇志 藤島健二郎 田内翼 齋藤敬輔A卓からはダンプ、B卓からは矢島、C卓からは新井、D卓からは古橋が勝ち上がった。
▲A卓1位 ダンプ大橋プロ
▲B卓1位 矢島亨プロ
▲C卓1位 新井啓文プロ
▲D卓1位 古橋崇志プロ
決勝は、ダンプ・矢島・新井・古橋の並びでスタート。
東1局、新井がホンイツ風味の好配牌。しかし先手を取ったのは矢島、さらに古橋が追いかける。新井がチーテンで追いつくが、テンパイ打牌が古橋のロン牌。リーチ・ドラ1の2600点。
東2局は矢島が親でリーチ・ピンフ・ツモの1300オールで連荘。
同1本場、ダンプのリーチに矢島が真っ向勝負。生牌のを切るが、これがロン牌。リーチ・
・ドラ2の8000点でダンプがトップ目に立つ。
東3局、古橋の先制リーチに終盤、親の新井がリーチで追いかけると古橋が一発放銃。リーチ・一発・ダブ・ウラ1の12000。新井がトップ目に。
次局は、放銃に回った古橋が矢島から取り返す。リーチ・の3200点で若干の回復に成功。
東4局、ダンプが待ちでリーチをかけると、矢島がなんとフリテンの
待ちで追いかけリーチ!。さらに親の古橋が
待ちでリーチ、そして古橋が一発ツモ! ウラが1枚で4000オール! 古橋がトップ目に立つ。
同1本場、古橋がさらにリーチ・一発・ツモ・ウラ1の4000オール。連続一発ツモで古橋が突き抜ける。
その古橋の親は、次局新井のホンイツ・のツモアガリで落とされる。
古橋、新井、ダンプ、矢島の並びで南入。
南1局、矢島がシュンツを崩して・
ポンのトイトイ狙いに出て、
のシャンポン待ちでテンパイ。さらに
を加カン。
後がないダンプがリーチで攻める。その一発目、を掴んだ矢島はこれも加カン。そして嶺上牌が
! 矢島、オリジナル手順の2000・4000で追撃に入る。
南2局、12巡目に新井が高目456サンショクのタンヤオ・ピンフでリーチ。これに後がない親の矢島がツモ切りで一発放銃、高目ので12000! 新井が古橋を700点捲ってトップに立つ。
南3局はダンプがリーチをかけるが1人テンパイで流局。そしてオーラス突入、各家の点棒は次の通り。
ダンプ 15,900
矢島 4,600
新井 39,600
古橋 38,900
供託リーチ棒が1本・ドラは。親の古橋が6巡目にチートイツ
単騎待ちでリーチ。しかし新井も一歩も引かずにテンパイ、さらに矢島もテンパイで流局、1本場へ。
同2本場、ドラは。古橋、新井ともに悪くない配牌だが、古橋は
トイツの役牌頼み。矢島とダンプはコクシムソウ含みなので役牌の切り出しが遅れ、逆に新井がタンヤオの
ポンテンを入れて、
待ちの
をツモアガリ。300・500のツモアガリで、新井啓文がファイナルへのチケットを手にすることになった。
最終結果
ダンプ 12,400
矢島 5,100
新井 44,300
古橋 38,200
次回の麻雀最強戦2020は5月10日(日)に行われる「最強の麻雀戦術本プロ決戦」。
滝沢和典 勝又健志 渋川難波 鈴木優
白鳥翔 松本吉弘 石橋伸洋 朝倉康心
麻雀最強戦2020 プロ雀士ランキングベスト16 ご視聴はコチラ
↑バチバチの熱い打ち合いは必見!!
(※文中敬称略)
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