メンツ手なら3シャンテン、チートイツなら2シャンテンの、1シャンテン下がり。
三色まで見えるので余計に迷いそう。
次はどうでしょう?
ツモ
同じ牌姿ですが、リャンメン重視で切りが多そう。
麻雀打ちは新しく引いた牌を重要視しがち。
古いターツやトイツに変化が無いと、昔の麻雀打ちは「死にメンツ」て呼んでたくらいです。
チートイはメンゼン縛りなので、緊急時に鳴けるメンツ手が速そううです。
2トイツ3トイツ4トイツの次は5トイツのチートイツ1シャンテン。
チートイツに2シャンテン無し。
1シャンテンの1シャンテンくらいに思ってます。
4トイツの時はメンツ手重視ですが、5トイツになったとたんにチートイツのスイッチが入る感じ。
最後にゼロトイツです。
ノベタンの雀頭作りや、ピンフの亜リャンメン待ちもそれに近い。
もし捨て牌にとあれば、すでにアガってたかもしれません。
雀頭の1トイツは元もとあったり、いつのまにかできてることが多いので見逃しがち。
亜リャンメンは一手遅れが多いので、頭を取り損ねないようにして完全リャンメンでリーチです。
この場合もを組み込んでおいたほうが捨て牌が強い。
雀頭が最後にできていいのは、三色狙いなどのメンツのスライドや、国士無双13面チャンくらいなのだ。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2019年11月号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/
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