多井隆晴、
チームメイトに捧げるこの1勝!!
土俵際で踏みとどまる!!
1月22日に行われたプロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」。
1回戦は、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)がトップを獲得。
チーム順位は6位と変わらなかったが、3位から6位までが接戦となる、混沌のボーダー争いの舞台が整った。
対局者は、
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)、
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)、
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)、
そして多井。
並びは、多井・石橋・魚谷・村上。
東4局1本場、石橋が3巡目リーチをかける。
これに多井が追いかけリーチを敢行。タンヤオ・678のサンショク、カン待ち。
多井はこれを見事ハイテイでツモアガリ。ハネマンのアガリで多井が大きくリードする。
南1局は、村上が先制リーチ。
すると多井はこれにも追いかけリーチ! ツモり勝って、赤1の2000オールでリードを広げる。
次局親番続行の1本場、多井は4巡目に赤1の待ちでリーチをかけて、2巡後にツモアガリ。
そして裏ドラがなんとアンコの!
6000オールで、多井がトップを盤石のものにした。
多井は勝利者インタビューで、
「(病床で)家でうなされながら(Mリーグを)見てたら、松本が多井さんにトップを捧げたいみたいなことを言っていたので、お返ししないとなと思ってました。チームのスコアは後がないんだけど、チームメイトは『多井さんはいつも通り打ってください』と言われました。」
と語った。
【Result】
1着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)5万3900点/+73.9
2着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)4万1400点/+21.4
3着 赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)2700点/▲37.3
4着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(最高位戦日本プロ麻雀協会)2000点/▲58.0
【Total】
1位 EX風林火山 +324.2(66/80)
2位 赤坂ドリブンズ +247.1(67/80)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲34.0(66/80)
4位 TEAM雷電 ▲47.5(66/80)
5位 U-NEXT Pirates ▲84.5(65/80)
6位 渋谷ABEMAS ▲100.2(65/80)
7位 セガサミーフェニックス ▲305.1(65/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
(C)AbemaTV
大和証券 Mリーグ ドリブンズvsABEMASvsフェニックスvsPirates
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