Mリーグ 仕様の麻雀が打てる!
Mリーグレギュラーシーズンとファイナルの間の2月。
東京・高田馬場にある「M.L.STADIUM」(MLスタジアム)さんに行ってきました。
この日はMリーガー、赤坂ドリブンズの園田賢プロがゲスト、ということで超満員でした。
▲この日17時には待ち席に20人以上!
麻雀卓は全部で8卓+1卓(これには秘密があるので後ほど)。そして待ち席には20人ほどおられました。
園田プロがゲストに入られるのは17時からだったのですが、園田プロが卓に入る前からこの盛況。この後もどんどん来られていました。
▲ご覧のように大盛況でした
Mリーガー人気は本物だった!!
Mリーガー21人の中で一番“株価”が上がったのは間違いなく園田プロでしょう。Mリーグのドラフトで最初に名前を呼ばれたのが、「園田賢」という名前。
「誰?」と思われた方もいたと思いますが、今や押しも押されぬ、人気・実力ともトップの、「Mリーグの申し子」です。
Mリーガーになる前は、ゲストに入っても来てくださる方が少なかったそうですが、今やこの状況。ご本人も感動されていました。
そんな「トップMリーガーと戦いたい」。麻雀をやっている者なら思うことです。園田プロは普段スーパーサラリーマンとして働いているので、ゲストに入ることがあまりない“レアキャラ”なので、なおのことチャンスがあるときには戦いたいです。
ここ、MLスタジアムは「麻雀という“競技”を楽しむ」ということに特化しています。
ルールもMリーグルール。
麻雀を楽しむために来店している人もいれば、将来Mリーガーになりたい、という人も多数来られている「競技場(スタジアム)」になっています。
中でも特徴的なのは「ゲストと同卓する方法」です。
一般的には「同卓希望」を店員さんに伝え、順番に同卓していきます。
でも「MLスタジアム」は違います。お店の開店は10時からなのですが、その日の麻雀対局で「勝ち数」が多い順に、Mリーガーと戦う権利が与えられます。
強いプレイヤーが、Mリーガーと戦えるのです。
これが他の雀荘と一線を画するところで、1Dayマッチの様相です。
園田プロもMリーグで見るあの「魔法の鳴き」、そしてリーチした後の「捻りツモ」をされていました。はたで見ているだけで感動しました。
限りなく”Mリーグ ”を再現!!
そしてMLスタジアムには麻雀卓が8+1卓ある、と書きましたが、その1卓は「白」の麻雀卓。そう、Mリーグのカラーです。店内もMリーグの対局場をイメージし、再現した形になっています。
さらにこの「白い麻雀卓」…… Mリーガーとの対局の時しか使わない「聖域」となっています。ゲストが来られないときは決して使うことはありません。
MLスタジアムで「白い麻雀卓」で戦ったことがある、というのは「強い」ということを意味するのです。
▲選ばれし者だけが打てる「聖なる白い卓」
その「強さ」を磨くために、オンラインで成績データを見ることができます。勝敗や4位回避率などはもちろん、誰と戦ったか、そして対戦相手別の対戦成績を見ることができます。
さらに「チーム」も組むことができます。
そう、まさに「Mリーグ」を再現することができるのです。
チームでTシャツを作って、「今日はあのチームがいるな」と競い合うこともできます。
その「チーム戦」についてはMLスタジアムさんが今後企画していくということですので、今からトップランカーの人をオンラインでチェックして親交を深める、というのもアリだと思います。
場所は高田馬場駅から徒歩1分の好立地。HPの地図を見ていただけるとわかりますがJR駅からロータリーに向かい、信号を渡るのですが、信号待ちをしていたら、道路越しにすぐに看板を見つけることができ、とてもわかりやすいところにあります。
システムは1ゲーム500円。ゲーム前に払って、あとは対局に集中するだけ。わかりやすいシステムです。
取材の日、外国の女性の方が来られていたのですが、それぐらい初めての方でも安心して打てます。(といいながらその女性の方は強く、対局早々「2600」と気持ちよい発声をされていました)
他にもMリーグのチームをイメージしたドリンクや、EX風林火山、TEAM雷電のグッズも販売しています。
▲ドリンクもMリーグ仕様!
あと雀荘の店員といえば「エプロン」のイメージがありますが、MLスタジアムの店員さんはMリーグをイメージして「オリジナルポロシャツ」を着ていて、かっこよかったです。
また店員さんもプロ雀士で、Mリーグやタイトルを目指されています。
もし自分がチームを組むのなら、この「MLスタジアム」メンバーの監督になるか、別チームを作ってこの「チームMLスタジアム」と戦いたい。
そんなことを思ってしまうほど、いろんな可能性、楽しみ方がここにつまっています。
まさにMリーグ人気の底上げに不可欠なお店
Mリーグは始まったばかりです。
Mリーグがこれから発展・定着していくにはどうすればいいのか?
Mリーガーが活躍する。
サポーターが増える。
どちらも大切ですがもうひとつ、「麻雀を対局する人が増える」ことが重要です。そのためには「麻雀が安心して対局できる場所」を増やすことがとても大切です。
日本でプロ野球人気があるのは、野球経験者が多いからです。
野球できるグラウンドが多いからです。