5月7日(日)かねてよりお知らせしていた、日本プロ麻雀連盟のプロ雀士とインターネット麻雀「天鳳」の最高ランク雀士・天鳳位との対抗戦のファーストシーズンの第1節が行われた。
出場選手は日本プロ麻雀連盟より、
勝又健志プロ(第32期鳳凰位)
前田直哉プロ(第31期鳳凰位/最強位)
瀬戸熊直樹プロ(第26・27・29期鳳凰位)
藤崎智プロ(第30期鳳凰位)
佐々木寿人プロ(第10期チャンピオンズリーグ優勝)
天鳳からは、
ASAPIN(初代天鳳位)
独歩(3代目天鳳位)
すずめクレイジー(4代目天鳳位)
かにマジン(8代目天鳳位)
就活生@川村軍団(9代目天鳳位)
の各5名ずつ。
第1節は勝又プロをのぞく9名が顔を合わせ、半荘5回戦が行われた。
(詳細なレギュレーションはコチラをご覧ください。)
●1回戦
前田VSすずめクレイジー、緒戦を制するのはどっちだ!?
就活生@川村軍団 瀬戸熊直樹 すずめクレイジー 前田直哉
ラスマエまで微差で進行してきたが、南3局1本場に親のすずめクレイジーが瀬戸熊からピンフドラ3を討ち取り場が動く。
オーラス流れ3本場、親の前田と瀬戸熊の対決。
前田:
瀬戸熊:
ここはリーチの瀬戸熊がを掴み、12000の放銃。
これで前田がすずめクレイジーに大きく迫る。
オーラス4本場、現在トップ目のすずめクレイジーが、カンで即リーチ。
ドラ
前田はで追いかけリーチ。
前田は、このすずめクレイジーとのリーチ合戦を制して6000オールツモでトップ逆転(ウラドラ)。
緒戦はプロ連盟トップで幕を開けた。
1回戦結果
前田直哉 +82.9
すずめクレイジー +32.5
就活生@川村軍団 ▲9.1
瀬戸熊直樹 ▲106.3
南2局、独歩が親番で先制リーチを打つ。
ドラ
そこへ佐々木寿人、親のリーチなどお構いナシにをミンカン。
ミンカン ドラ
その後、寿人はをアンカンし、独歩の待ちをカラに。
純カラを露わにされた独歩はを掴んで、放銃してしまう。
●3回戦
忍者の引き出しはたくさんでござるの巻
東2局、
ツモ ドラ
親番で6000オールツモと、好調の藤崎。
ポン ドラ
というテンパイ。高目ツモならバイマンという大物手だ。
一方、藤崎の仕掛けに注意を払いつつタンヤオのテンパイで追いついたASAPINが、リーチ・一発でツモの3000・6000で差を詰める。
藤崎トップ、2着ASAPINを他の2者が追う展開。
南3局、ASAPINが二つ仕掛けてテンパイ。
瀬戸熊も粘って同テンを入れる。
チー チードラこれにリーチのすずめクレイジーがを掴んでしまい、勝負手だっただけに痛いダブロンの放銃となった。
オーラスは瀬戸熊がらしくないノミ手で連荘を目指すが、ASAPINが1000・2000をツモアガって2着を決めた。
藤崎 +65.8
ASAPIN +24.1
瀬戸熊 ▲2.8
すずめクレイジー ▲87.1
●4回戦
防御力と防御力のぶつかり合い! その果てには…!?
すずめクレイジー かにマジン 前田直哉 藤崎智
オーラスを迎え、すずめクレイジーとかにマジンが同点トップ。
ラス親で3着目の藤崎は2600オール以上かマンガンの出アガリでトップ。
現状ラス目の前田はハネマン以上のツモアガリか、藤崎から6400以上の直撃が必要。
ここで忍者藤崎がテクニックを見せる。
ドラこの手をヤミテンにしていたのだが、かにマジンの手からが切られたのをペンチャンターツ落としと読んでのツモ切りリーチに出る。
実際かにマジンはペンチャン落としだったのだが、天鳳位からはそうやすやすとはこぼれない。
なんとかにマジン、単騎でテンパイにこぎつける。
チーそしてその間に前田にようやくチャンスが訪れた。ドラのをアンカンしてドラ6のテンパイ。ツモればラス抜けだ。
アンカン ポン ドラそして首尾よくツモアガって、3着に浮上した。
●5回戦
瀬戸熊直樹、プロの意地を見せつける!!
山場は南2局1本場に訪れた。
トップ目の就活生@川村軍団と2着目の独歩とは1300点差、瀬戸熊はそこから1万点あまりの差がある3着目だ。
瀬戸熊は1打目から国士狙いに出る。
トップ目の就活生@川村軍団からリーチが入り、親の独歩から仕掛けが入るも、瀬戸熊はついに国士無双のテンパイを入れる。
就活生@川村軍団: ドラ
瀬戸熊:
そして瀬戸熊はリーチを宣言した。
瀬戸熊の待ち牌のは河には1枚も切られておらず、すべて山に眠っている。
就活生@川村軍団の待ち牌も山に4枚。
果たして先にツモ筋に眠っていたのはだった。
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