日本で一番麻雀が強いものを決める戦い、麻雀最強戦のファイナル出場枠を賭け新たなトーナメントが新設された!その名も「麻雀最強戦2016プレミアトーナメント」。
4ヶ月に渡り毎月1回行われるこの大会は、各回ごとにテーマが設けられ、そのテーマに沿った雀士が登場しナンバー1を争う。そしてその優勝者が集まり決勝戦を行い真の「プレミアトーナメント優勝者」が決まる。優勝者にはプレミアトーナメント優勝の称号と賞金、そして12月11日に行われる麻雀最強戦2016ファイナルへの出場権も与えられる。 第4弾のテーマは「極限の攻戦」。守備を忘れた超攻撃型のプロたちが、大打撃戦を見せる!
【出場者】
【A卓】前原雄大、和久津晶、鈴木優、森下剛任
【B卓】佐々木寿人、井出康平、村上淳、山井弘
A卓、B卓 の順に半荘1回勝負を行い、各卓上位二人を決定。上位二人が決勝卓に進む。決勝も半荘一回勝負を行い、その優勝者が「極限の攻戦」代表として、その直後に行われるプレミアトーナメント決勝に進むことができる。
【プレミアトーナメント決勝】
無法の哭き優勝・小林剛
修羅の道優勝・池沢麻奈美
豪傑大激突優勝・藤崎智
極限の攻戦優勝者・当日決定
A卓からは鈴木優・和久津晶が勝ち上がり、B卓からは井出康平・山井弘が勝ち上がった。
攻撃型のメンバーらしく、スピーディーにばはすすみ、
南4局
山井 21,100
和久津 28,200
井出 23,200
鈴木 27,500
というまれにみる大接戦。
トップとわずか700点差のラス親の鈴木が、チートイツ単騎待ちを和久津から出アガり逆転優勝を決めた。
結果
山井 21,100
和久津 25,800
井出 23,200
鈴木 29,900
そしてこれでプレミアトーナメント決勝戦、すべてのメンバーが出そろった。
決勝戦は、小林・藤崎・鈴木・池沢の並びでスタート。
半荘1回戦で勝者が決する。
東1局、北家の池沢がドラのとのシャンポン待ちでリーチ。
が、池沢これをツモることが出来ず1人テンパイで流局かと思われた。
しかし親の小林はギリギリでテンパイし、なんとか親権を維持して東1局1本場となる。結果的に、このテンパイが大きな意味を持つこととなる。
次局、小林はダブドラ1の2000オールのアガリをものにする。
このアガリを皮切りに猛連荘。5本場まで積み上げる。
点棒は実に46,900点。
東1局にして、小林はかなりのリードを手に入れた。
5本場は鈴木がタンヤオ・ピンフ・ドラ1でリーチをかけ、1300・2600をツモってようやく小林の親を落とす。
その後も他3者はなかなか小林の点棒を削ることができず、オーラスを迎えて
小林 42,500
藤崎 7,200
鈴木 23,300
池沢 27,000
という状況。
倍マンツモが必要な鈴木は思うようなテンパイが組めず、終盤で親の池沢の連荘にかけてアシストに回る。
しかし念には念をと切ったが、実は小林のアタリ牌。
小林の河の3巡目にはドラのが切られていただけに、この待ちは盲点となった。
結果、小林がさらにマンガンを上乗せして、プレミアトーナメント優勝者となった。
そして小林には12月11日に行われる麻雀最強戦2016ファイナルへの出場権も与えられた。
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