最強戦2015ファイナル、優勝の行方は!?

本日11時より行われた「麻雀最強戦2015ファイナル」、本年度の麻雀最強位を決する大一番。

猿川真寿、前田直哉、石井あや、押川雲太朗、木原浩一、鈴木たろう和泉由希子瀬戸熊直樹近藤誠一、江崎文郎、魚谷侑未、片山まさゆき、柴田吉和、高橋凌、鈴木達也、藤田晋

以上の16名で行われたファイナル。予選4卓それぞれのトップ者が決勝卓に進出、半荘1回でトップを獲ったものが栄えある2015年の麻雀最強位の座に輝く。

予選A卓は猿川真寿、前田直哉、石井あや、押川雲太朗

立ち上がりから終始リードしていた前田直哉が勝ち上がり。

B卓は木原浩一、鈴木たろう和泉由希子瀬戸熊直樹の戦い。

リードしていた和泉が、たろうのダブリー一発七対子ドラドラ裏裏という親倍満に放銃。ところがたろうが瀬戸熊のリーチに5200の放銃。オーラス一本場、たろうと瀬戸熊のリーチ合戦の一騎打ちとなり、結果たろうが瀬戸熊から討ち取り、決勝に進出となった。

C卓は近藤誠一、江崎文郎、魚谷侑未、片山まさゆき

オーラスまでもつれにもつれたこの半荘、最後に勝ち上がりを決めたのは近藤。誰が勝ってもおかしくない、超僅差を制してのトップだけに価値ある勝ち上がりと言えるだろう。

D卓のメンバーは、柴田吉和、高橋凌、鈴木達也、藤田晋

高橋と藤田が先行し、鈴木と柴田には苦しい展開だったが、柴田が南場で藤田に親被りさせるハネマンをツモり、一気に首位に。そのまま親の高橋からのji7-66-90-s-embを捉え、決勝進出を勝ち取った。

決勝メンバーは、

前田直哉

鈴木たろう

近藤誠一

柴田吉和

の4名に決定した。

 

決勝はたろう、前田、柴田、近藤の座順。

開局は前田の高め234三色のフリテンリーチでスタートするが、これは一人テンパイで流局。

次局、配牌でイーシャンテンをもらった前田。だがなかなかテンパイには至らない。その間にたろうがピンズのホンイツをテンパイ。近藤からはリーチが入る。終盤近くにようやく234三色のテンパイした前田はリーチの現物待ちでヤミテン。これに柴田が抜き打って、12000点のアガリとなった。

 

東2局2本場、前田が親で先制リーチ。しかしこれは、前田と近藤の2人テンパイで流局。

 

同3本場、柴田がpin5-66-90-s-embpin8-66-90-s-embの先制リーチ。終盤一回のツモを残してたろうが七対子で追いかけリーチをかけるも、ここも流局に終わる。

 

前田の親が落ちて東3局。近藤がピンフドラ1を先制リーチ、ツモで5200のアガリで供託リーチ棒を手にする。

 

東4局、親は近藤。たろうが近藤にダブ東を鳴かせた後に、sou4-66-90-s-embsou7-66-90-s-embピンフドラ1でリーチツモ。5200のアガリ。

 

南1局、たろう最後の親番。3着目のたろうは親権維持が必須。念願かなってイーペーコーのカンman6-66-90-s-embのリーチをかけるも、同巡に近藤がピンフドラドラで追いかけリーチ。さらに柴田もメンタンピンの追いかけリーチ。絶体絶命のたろうが近藤のアタリ牌を掴んでマンガンの放銃となった。

これで近藤が前田を交わしてトップ目に立つ。

 

南2局、親の前田がリャンメン先制リーチ。これは1人テンパイで流局し、再び前田がトップ目に返り咲く。

同1本場、親権を維持した前田がメンタンピンドラ1でリーチ、ツモって裏1の6000オールを決めてアタマひとつ抜け出す。

 

同2本場、2番手の近藤がリーチドラ1をかけて、たろうがこれに飛び込んで2600のアガリ。これで前田の親を落とした。

 

南3局、柴田の最後の親番。現状ハコ下の柴田は連荘に望みをかける。その柴田が待望の先制リーチ。ji1-66-90-s-embをアンコにした、man8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embのシャンポン待ちだがこれは流局、1人テンパイ。

 

同1本場、近藤がピンフイーペーコー含みで先制リーチ。これはツモれず流局となるが、柴田もテンパイが入れられずに親落ちでオーラスへ突入。

 

オーラス2本場、親の近藤と前田の一騎打ちとなった。前田は近藤に親マンは打てないがマンツモには耐えられる状況。

12巡目、前田が純チャンがくずれる役なしテンパイ。しかし前田はペンpin7-66-90-s-emb待ちを果敢にリーチ! これをツモり上げて見事最強位を勝ち取った。

 

2015年の麻雀最強位は前田直哉!

 

※敬称略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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