内川幸太郎、8勝目!!
スッタン放銃の悪夢を、
1戦で払拭!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」の85日目第2戦は、内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)がトップを獲得。
試合は内川と村上のマッチレースとなり、逆転に次ぐ逆転の末に内川が村上から7700を直撃して決着。内川が前回の四暗刻単騎放銃を払拭する、8勝目をあげた。
2回戦の対局者は、U-NEXT Pirates・朝倉康心、赤坂ドリブンズ・村上淳、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人、そして内川。
東1局は、南家・村上と北家・内川のリーチ合戦。ほどなく村上のツモで決着。タンヤオ・赤1・ウラ1の2000・4000。現在7位のドリブンズの鬼気迫るアガリで、村上が先行。
東4局1本場は内川の反撃。リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ウラ1の4000オールで逆転トップ目に立つ。以降、内川と村上のマッチレースとなる。
同3本場、朝倉のドラ2のリーチに村上がドラのカンチャン待ちで追いかける。待ち牌は朝倉4枚に対して村上1枚。さらに親の内川のリーチが入るが、なんと村上がラス牌をツモアガリ。1000・2000で内川を追う。
南1局1本場、現在6位のパイレーツ・朝倉の親番。村上が待ちのピンフ・赤2でリーチ。だがアガリ牌はわずかが牌山に1枚いるのみ。
しかし村上、このを一発ツモ! ウラ1の3000・6000で、内川を捲くって再びトップに。さらに当面のライバルであるパイレーツに親被らせて、この時点で逆転に成功。リーチ超人の面目躍如だ。
南2局、内川も黙っていない。佐々木のリーチにサンショクのペン待ちで追いかける。はドラ。内川、このドラを佐々木から討ち取ってまたまたトップ逆転。着順変動でドリブンズはパイレーツの下になるという目まぐるしさ。
南3局、村上が佐々木から8000点を討ち取ってオーラスへ。2人の差は、わずか500点。
決着がついたのは南4局。内川の赤1リーチに村上が放銃。ウラ1の7700で勝負が決した。
同1本場は、佐々木がリーチ・ツモ・チートイツ・ハイテイ・赤1・ドラ2のバイマンツモで3位浮上。朝倉がラスに転落する。
これにより、パイレーツとドリブンズはほぼ並びとなり、全く予想のつかない混戦となった。
勝利者インタビューで内川は「今日は天王山だと思っていたので、一番いい場面でトップを取れて本当に嬉しいです。本当は今日先発を志願してましたが、沢崎さんの個人MVPもかかっているので、スッタン(四暗刻単騎)放銃した人には権利はないですね、という感じで(先発は)沢崎さんになりました(笑)。早く打ちたくて、思い切りやりましたね」と語った。
【Result】
1着 内川幸太郎・サクラナイツ 5万1500点/+71.5
2着 村上淳・ドリブンズ 3万9600点/+19.6
3着 佐々木寿人・麻雀格闘倶楽部 8600点/▲31.4
4着 朝倉康心・パイレーツ 300点/▲59.7
【Total】
1位 セガサミーフェニックス +482.7(84/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +134.3(86/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +89.1(86/90)
4位 TEAM雷電 +59.0(84/90)
5位 渋谷ABEMAS +46.8(84/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲171.7(86/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲184.9(86/90)
8位 EX風林火山 ▲475.3(84/90)
「大和証券 Mリーグ2019」
2月28日の対戦は
Pirates vs ドリブンズ vs 麻雀格闘倶楽部 vs サクラナイツキャスト
U-NEXT Pirates
赤坂ドリブンズ
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
KADOKAWAサクラナイツ
実況:松嶋桃
解説:多井隆晴
レポーター:松本圭世(C) M.LEAGUE
大和証券Mリーグ2019 U-NEXT Pirates vs セガサミーフェニックス vs KONAMI麻雀格闘倶楽部 vs 渋谷ABEMAS