最初からクライマックス!!
バイマンツモを皮切りに、
卓上は堀慎吾の独擅場!!
プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021セミファイナルシリーズ」の11日目、第1戦は堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)が、トップを獲得。開局からリーチ・ツモ・・ドラ2・ウラ3のバイマンを決めた堀が、高打点をことごとく決めて快勝。サクラナイツはセミファイナル勝ち上がりをほぼ確定させた。
第1戦の対局者は、渋谷ABEMAS・多井隆晴、セガサミーフェニックス・魚谷侑未、U-NEXT Pirates・石橋伸洋、そして堀の4名。
東1局、西家・堀のリーチに追いついた親の石橋がリーチ。南家・魚谷が一発消しのチーを入れると、直後に堀がツモアガリ。とドラののシャンポン待ちで、ラス牌のをツモ、そしてウラドラが! 4000・8000で堀がいきなり大量リード。
同1本場、石橋が赤2のペン待ちでリーチをかけると、即座に魚谷から追いかけがかかる。石橋がをツモ切ると、魚谷の待ちに一発命中。ドラ2の12000点で、石橋は東2局にして点棒が1700点という大ピンチに。
東3局、終盤に親の堀がピンフ・タンヤオ・赤1・高め567サンショクの待ちをテンパイし、でツモアガリ。6000オールで大幅に得点を追加する。
同1本場、堀が赤1・片アガリ345サンショクの待ちをテンパイ、ヤミテンに構える。魚谷がアガれる方のをツモ切って7700点を献上。堀は持ち点6万7000点に。
南1局、を含む2フーロしていた堀に、ピンフ・ドラ1のヤミテンを入れていた魚谷がを切ると、ホンイツ・小三元の12000点に捕えられる。堀は7万点を超えて完全に一人舞台に。
南2局、石橋が懇親のピンフ・ドラ1をリーチすると、同巡にテンパイした堀のリーチ宣言牌がストライク。さらにウラ2の12000点! 石橋がハコ上に浮上し、魚谷をかわして3着に浮上。
南3局、魚谷が5巡目にをポンして・ドラ2・赤1のテンパイ。待ちはカン。終盤にツモって2000・4000。魚谷が石橋を捲り返してオーラスへ。
南4局、魚谷が自風の・とポン。しかしファーストテンパイは堀。チートイツの単騎待ち。ドラ2のイーシャンテンの石橋がこれをツモ切って1600点。堀の快勝でサクラナイツはセミファイナル勝ち上がりを決めた。
堀はインタビューで、
「うれしいです。沢崎さんが入院されるということで、万が一にもセミファイナルで負けたら沢崎さんが責任を感じちゃうと思うので、絶対負けるわけにはいかないと思って、安心して体調をしっかり治してもらいたいなということで、なによりもほっとしてます。(至極の一局は)今日だいぶ弱気に打ってたんですけど、ことごとくうまくいったんですよね。(東3局1本場の)いつもなら絶対リーチする(のヤミテン)がアガれた瞬間勝ったと思いました」
と語った。
【Result】
1着 堀慎吾・サクラナイツ 5万9900点/+79.9
2着 多井隆晴・ABEMAS 1万8700点/▲1.3
3着 魚谷侑未・フェニックス 1万4200点/▲25.8
4着 石橋伸洋・パイレーツ 7200点/▲52.8
【Total】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +300.9(15/16)
2位 渋谷ABEMAS +197.8(13/16)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +192.1(14/16)
4位 セガサミーフェニックス +106.6(15/16)
5位 U-NEXT Pirates +22.0(13/16)
6位 EX風林火山 ▲69.4(14/16)
朝日新聞Mリーグ2021-22 セミファイナルシリーズ11日目
詳細情報
KADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMASvsセガサミーフェニックスvsU-NEXT Pirates■公式MリーグTwitter
https://twitter.com/m_league_■公式ABEMA麻雀chTwitter
https://twitter.com/abema_mahjong■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA「朝日新聞Mリーグ2021-22 セミファイナルシリーズ」
4月7日の対戦はKADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMASvsセガサミーフェニックスvsU-NEXT Piratesキャスト
KADOKAWAサクラナイツ
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
U-NEXT Pirates
実況:日吉辰哉
解説:渋川難波
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE