【何切るを解いて、
白鳥翔になろうよ!】
Mリーグ激ムズ立体何切る5問!
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2023年10月19日
第1回戦
東家:鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
南家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
西家:東城りお(セガサミーフェニックス)
北家:本田朋広(TEAM RAIDEN / 雷電)
さぁ、アナタの「白鳥翔度」をチェックしていきましょう!
5問一致…アナタは【白鳥翔】です。
4問一致…アナタは【ほぼ白鳥翔】です。
3問一致…アナタは【半分くらい白鳥翔】です。
2問一致…アナタは【白鳥翔のそっくりさん】です。
1問一致…アナタは【10mほど離れて見たら白鳥翔に見えなくもない人】です。
0問一致…アナタは【白鳥翔ではありません】。
試合の流れに沿って、何切るの場面を5つ取り上げていきます。ぜひ考えてみてください。
答えていただいたあとで、白鳥プロが何を切ったのかと、麻雀AI「NAGA」の解析を紹介したあとで、総合的な考察を簡易ながら加えていきたいと思います。
※NAGA解析は、筆者がこちらの記事(https://note.com/tyoko_tenhou6dan/n/n331ec34ab7c6)から購入しました。
第1問
東2局4巡目。白鳥は親番だ。
単騎の仮テンに受けていたところ、をツモってきた。
※黄色の牌はツモ切りです。
何を切ってどうする?
A.打リーチ B.打ダマ C.打テンパイ外し
白鳥が選んだのは、
C.打テンパイ外しだ!
場を見ると、とが1枚ずつ切れている。
早々に打たれている牌の周りは持たれていないことが多いので、狙い目となってくる。
巡目も浅く、タンヤオやピンフが色濃く狙えることから、白鳥は大きく狙っていったのだった。
ちなみにNAGA(ニシキタイプ、標準型)の解析は、
このようになっている。
ラス回避ルールでの解析となるが、まだ平たい状況なので、ルールによる違いはそれほど考慮しなくてもいいだろう。
ただ、ニシキタイプを筆頭にNAGAは「シャンテン数を戻す選択を嫌う」傾向にあるので、このような極端な推奨にはなっているように感じる。
【考察】
まず、三面張でも待ちとしては十分なので、トリダマよりは即リーチの方がいいだろう。
ただ、打即リーチか、打テンパイ外しかは、ベクトルが違うので難しい。
「速度」なら前者、「打点」なら後者といったところだが、打でテンパイを外しても再び好形で張り直すとは限らないのがネックだ。やのツモがあり、
実戦でも、
を引いてツモ切りとしていた。
一撃の魅力があるので打も十分視野に入るとは思うが、ここはピンズの三面張で即リーチをする方がいいのではないだろうか。
ただ、このあとの白鳥の捌きが俊敏であった。
下家の東城からリーチが入り、
白鳥はを鳴いて、タンヤオのテンパイを入れた。