瀬戸熊直樹、ラス目のラス親からのクマクマタイム発動!【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 3/9 第2試合】担当記者 ヤマサンブラック

瀬戸熊直樹
ラス目のラス親からの
クマクマタイム発動!

文・ヤマサンブラック【月曜担当ライター】2026年3月9日

第2試合

東家:東城りお(BEAST Ⅹ)
南家:佐々木寿人KONAMI麻雀格闘倶楽部
西家:三浦智博EARTH JETS
北家:瀬戸熊直樹TEAM RAIDEN / 雷電)

レギュラーシーズンもいよいよ大詰め。
ボーダー争いをしているチームにとっては、一戦一戦がさらに重さを増すばかりだ。
この日は雷電の瀬戸熊が本田に続き連勝、雷電はABEMASをかわし6位に浮上した。
オーラスを迎えた段階ではラス目だった瀬戸熊の、大逆転劇をふり返っていく。

――南1局に寿人に倍満放銃、ラス目となった瀬戸熊だが、それでも果敢に戦う姿勢に変わりはない。
南2局1本場、7巡目にテンパイした瀬戸熊は【3ピン】【6ピン】待ちのピンフで先制リーチを打ち、寿人が切った【3ピン】を捉える。

リーチピンフドラ1、3900は4200のアガリで反撃の嚆矢を放つ。
いま思えば、ここからすでに『クマクマタイム』の予兆はあったと言える。

南3局、親の三浦はソーズのホンイツに向かい、積極的に仕掛けていく。

先制テンパイしたのは東城だ。
ためらうことなくカン【3マン】待ちでリーチを打つ。

三浦がソーズに染めているなら【3マン】は勝負、最悪オリてくれるという判断だろう。
その三浦もドラの【6ソウ】を引き入れ、満貫のイーシャンテンとなった。

ラス目の瀬戸熊は無スジも切り飛ばし、テンパイ一直線。
イーシャンテンとなり、【7ソウ】を勝負していく。

同巡に寿人が【7ソウ】を合わせ切りすると三浦はこれをチー、カン【5ソウ】でテンパイした。しかし、【5ソウ】は純カラで山には残っていない。

直後、瀬戸熊のツモは【中】生牌だが瀬戸熊はこれもプッシュ。

結果論ではあるが、三浦は寿人の【7ソウ】をスルーしていれば、【中】を暗刻にしての【3ソウ】【6ソウ】待ちでテンパイしていた。

次巡、三浦は【中】が暗刻になる。
単騎の選択もあるが、【中】空切りしてカン【5ソウ】のテンパイを継続。

その直後、瀬戸熊もテンパイした。
【6マン】を切り、【1ソウ】【4ソウ】待ちで追いかけリーチを打つ。

【1ソウ】【4ソウ】は残り3枚。東城の待ちである【3マン】は残り2枚と枚数ではやや瀬戸熊有利だ。
【3マン】は瀬戸熊の宣言牌【6マン】のスジではあるが、この状況では【3マン】は出やすい牌とは言えないだろう。

2軒リーチを受け、3副露している三浦も苦しくなり、【中】の連続落としで凌いでいく。
しかし最終的に手詰まり、この手から【4ソウ】を切って瀬戸熊に放銃となった。

【1ソウ】でなく【4ソウ】を選んだのはシャンポンの可能性を考慮してのことだろう。しかし皮肉なことに【4ソウ】は高目。

リーチタンヤオドラ1、5200に東城のリーチ棒も加わり6200点を加点、瀬戸熊は2局連続のアガリでオーラスの親番を迎えた。

南4局、3着目の東城が14巡目にペン【7ピン】待ちでリーチを打った。

満貫をツモっても着順は変わらないが、素点を回復して3着で終わらせる判断だろう。
しかし待ちである【7ピン】は純カラ、山には残っていない。

15巡目、三浦はイーシャンテンを維持しつつ、東城の現物である【9マン】を切った。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀シリーズ 新刊情報/