朝倉康心の渾身の三色のツモアガリなどもあったが―
最後まで丁寧に打ち切った白鳥がアガリで締めて勝ち上がりを決めた。
1位通過の鈴木たろう。
赤のない最強戦でドラ暗刻が3回もくれば、この笑顔にもなるだろう。
気分の良い勝ち上がり方で決勝も期待が持てそうだ。
2位通過の白鳥翔。
やはりこの男はキレていた。
派手なアガリこそ無かったが、テンパイ料や、細かいアガリで朝倉を突き放していったのはさすがの一言だった。
決勝でも引き続きこの切れ味を見せてくれるに違いない。
一度敗れた選手たちとは思えない素晴らしい対局―
しかし本当に「リベンジ」できるのはただ一人だけだ。
最強戦2020 ファイナル進出を賭けた最後の一枠に滑り込むのはいったい誰になるのだろうか。
決勝もすごいことになりそうですね。
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