松ヶ瀬隆弥、風林火山に
首の皮一枚の条件を残す
トップを持ち帰る!!
プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021セミファイナルシリーズ」の最終12日目、第1戦は松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)が、トップを獲得。非常に点棒が拮抗した第1試合、ラス前にダマテンのハネマンをトップ目の石橋から直撃した松ヶ瀬が、2連勝条件の風林火山に1勝目を持って帰還した。
第1戦の対局者は、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典、渋谷ABEMAS・白鳥翔、U-NEXT Pirates・石橋伸洋、そして松ヶ瀬の4名。
東1局、親の滝沢とのリーチ合戦にツモり勝ったのは西家・石橋。リーチ・ツモ・赤2の2000・4000。マンガンのアガリでトップ目に立ち、東場を折り返す。
南1局、微差ながらラス目の親・滝沢が先制リーチ。をアンカンした後にカンをツモアガリ。2000オールで2番手に浮上。
同1本場、南家・白鳥がドラのペン待ちでリーチ。対して松ヶ瀬が無筋のをツモ切る。すると滝沢が手を開ける。ヤミテンのタンヤオのみで2000点。リーチ棒と1本場で滝沢がトップ目に立つ。
南2局3本場、ラス目の白鳥が・赤1をツモって1000は1300オール。3着に浮上して親番続行。
同4本場、先制リーチはラス目の松ヶ瀬。ピンフの待ち。しかし石橋との2人テンパイで流局。石橋がふたたび微差のトップ目に浮上する。
南3局5本場、松ヶ瀬に弩級のヤミテンが入る。チートイツ・赤2・ドラ単騎待ち。この手にイーシャンテンの石橋がをツモ切って痛恨のハネマン放銃。
オーラス1本場、松ヶ瀬が待ちでリーチ。白鳥が喰いタンヤオ・赤2の待ちテンパイ。白鳥が最後のを引き勝って1000・2000。2着でフィニッシュとなった。
風林火山は第2試合で11万5800点以上のトップで、フェニックスを捲って勝ち上がりとなる。
松ヶ瀬はインタビューで、
「トップ自体は良かったんですが、想定していた点数状況にはならなかったのでけっこう厳しいなぁと。最終戦に向けてもうちょっと点数を稼ぎたかったんですけど、いかんせん大きい手も決まらずだったんで…。できることは全部やろうと思ってたんですけど、結果としてトップになったのは嬉しいんですけど、もうちょっとなんとかしたかったですね」
と語った。
【Result】
1着 松ヶ瀬隆弥・風林火山 3万3800点/+53.8
2着 白鳥翔・ABEMAS 2万8400点/+8.4
3着 滝沢和典・麻雀格闘倶楽部 2万3100点/▲16.9
4着 石橋伸洋・パイレーツ 1万4700点/▲45.3
【Total】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +248.5(16/16)
2位 渋谷ABEMAS +190.1(15/16)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +175.2(15/16)
4位 セガサミーフェニックス +120.2(16/16)
5位 U-NEXT Pirates +31.6(15/16)
6位 EX風林火山 ▲15.6(15/16)
朝日新聞Mリーグ2021-22 セミファイナルシリーズ12日目
詳細情報
EX風林火山vsKONAMI 麻雀格闘倶楽部vs渋谷ABEMASvsU-NEXT Pirates■公式MリーグTwitter
https://twitter.com/m_league_■公式ABEMA麻雀chTwitter
https://twitter.com/abema_mahjong■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA「朝日新聞Mリーグ2021-22 セミファイナルシリーズ」
4月8日の対戦はEX風林火山vsKONAMI 麻雀格闘倶楽部vs渋谷ABEMASvsU-NEXT Piratesキャスト
EX風林火山
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
U-NEXT Pirates
実況:松嶋桃
解説:渋川難波
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE12