佐野ひなこ、クマクマタイムを体験する。の巻【Mリーグ2026-27 観戦記 9/21 第1試合(麻雀2ch)】担当記者 中島由矩

佐野ひなこ、

クマクマタイムを体験する。の巻

文・中島由矩【月曜担当ライター】2026年9月21日

い→EX風林火山
な→永井孝典
あ→EARTH JETS
あ→逢川恵夢
ち→チーム雷電
せ→瀬戸熊直樹

筆者のパソコンは、ひらがなを1文字入力すると、Mリーグのチーム名や選手名が出てくるように設定してある。入力をスピーディーにし、誤字脱字を防ぐためだ。

せ→セガサミーフェニックス

さ→佐々木寿人

(あ、【佐野ひなこ】を辞書登録しなきゃな…。)

2026年9月21日(月)、今夜がMリーガー・佐野ひなこの初陣となる。迎え撃ったのは、2018年のMリーグ開幕以来、ずっとチーム雷電を牽引している瀬戸熊直樹だった。

この試合は、実況の山本亜衣もデビュー戦。佐野ひなこ同様、こちらも記録として残しておく。山本の辞書登録は…とりあえずしておくか。【山本亜衣】、と。

第1試合

東家:佐野ひなこ(セガサミーフェニックス)
南家:永井孝典(EX風林火山)
西家:逢川恵夢(EARTH JETS)
北家:瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN / 雷電)

東1局

「記録に残す」という意味でも、佐野の初親番の配牌を見ていこう。

いや、その前に卓トラブルがあったようだ。これは珍しい。

改めて、佐野の配牌。役牌の【白】がトイツで、現状ドラの【1マン】はないが、来たら手に留めやすい形をしている。マンズのホンイツに向かうこともできそうで、フェニックスのひなとしては、まずまずの巣立ちということになるだろう。

道中、ネックとなるカン【7マン】チーもできて、最後は【4ピン】にロンの声をかける。佐野ひなこ、Mリーグ初アガリは1500となった。

東1局1本場

佐野が、さっそくMの洗礼を浴びる。

まずは南家の永井がファーストテンパイ。タンヤオ・ピンフに234の三色同順まで確定させた高打点を、ダマテンに構え息を潜める。

これだけでも十分な試練だが、同巡、さらなる悲劇が佐野を襲った。

北家の瀬戸熊が、高目【1マン】で一気通貫となる【1マン】【4マン】【7マン】待ちで先制リーチを放ち、その河には永井のアガリ牌である【3ピン】が落ちていたのだ。

佐野の手から、【3ピン】が力なく放たれ、

「ロン、8000は8300」

永井が牌を倒した。

永井は、デビューシーズンとなる昨年、大旋風を巻き起こしたものの個人成績2位に終わった。今シーズンは、昨年奪取できなかったMVPにチャレンジしたい年でもある。

野球やサッカー、バレーやバスケのように派手なアクションこそないものの、心の中に期するものはあるだろう。永井が個人MVPを獲るようなことになれば、それはそのままEX風林火山のMリーグ史上初連覇達成と直結する。

 

佐野ひなこのデビュー戦初トップ、永井孝典の個人MVPチャレンジ、両方の出鼻を挫いたのは、瀬戸熊直樹だった。

東4局3本場

瀬戸熊は試合後に、「(【1ピン】が2人早くて自身で2枚持ち)カン【2ピン】もいいと思ってたけど」と語った。

佐野も当たり牌の【6マン】を吸収して必死に応戦したものの、

最後は瀬戸熊がツモアガリ。裏ドラも乗せて、4000は4300オールとした。

「瀬戸熊が混戦から大きく抜け出した!」

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