そんな勝又プロ、お正月休みでおいしいものを食べて、ダイエットして減らした体重もきちんと回復させて、いさ出陣!
第2回戦は
東家・佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家・近藤誠一 (セガサミーフェニックス)
という座り順となりました。
ヒサトは連闘、他3チームはメンバーを変えました。
勝又としてはヒサト連闘は望むところ。亜樹の粘りにこたえるためにも、この直接対決、負けるわけにはいきません。
それは近藤、萩原も同じ。2019年初戦、黒星のまま終わるわけにはいきません。
序盤は一進一退ながら勝又と萩原が加点していきます。
東4局4本場供託1本 ドラ
10巡目に先制リーチをしたのはヒサト。
ツモもしくは裏がのれば満貫のリーチ。
そして勝又も11巡目に追っかけリーチ
ヒサトと同じのリャンメン待ちです。
ここで親の萩原にもテンパイが入り、リーチ。
危ないとわかっていますが切りのリーチをかけますが、これが放銃となります。Mリーグはダブロンはなく、上家取り。この場合、アガりを手にしたのはヒサトとなりました。
そして南1局。親番のヒサトが第1回戦に続き、またしてもアガりを重ね、トップ目に。この「親番でアガり、加点していく」パターンはヒサトペースの麻雀です。
目には目を。親番には親番を。
南3局 ドラ
親は、勝又。
その7巡目に七対子をテンパイ。
捨牌にがあるので、そばの、そしてそのスジのは出にくい。
次巡、をツモってきて、手牌からをいわゆる「空切り」をしてリーチ。
結果、ツモでしたがアガりを決め、3200オール。追撃態勢に入ります
南3局1本場もリーチをしてツモあがり、2600オールを決める。
親だけに「親方様!」と呼びたくなるアガりです。
そしてこのまま勝又がトップで決着。2着のヒサトとは63ptの差をつけました。
今日だけの戦いを見れば、対KONAMI麻雀格闘倶楽部と差は、-38.7。
結果マイナスですが、これはかなり陣地を取り戻したといっていいのでは。もし亜樹が1回戦で2着じゃなかったら、もっと後退していたので、これは負けて勝ちといっていいでしょう!
戦いを終え、勝又プロが陣屋、もとい控え室に帰還。
風林火山といえば武田信玄。信玄といえば武田騎馬隊の代名詞“赤備え”だ。
EX風林火山のヒロイン、ヒーローは亜樹、滝沢かもしれない。
でもそのスター武将を“赤備え”と両横に配置し、ど真ん中で戦うのは「親方様」もとい「御館様」、勝又健志なのである!
それぐらい帰ってくる姿は威風堂々としていました。
なので。
お正月で体重が戻ったかもしれませんが、今ぐらいの体型の方がどっしりとして安心感がわくの私だけだろうか。
もし、私だけでなくチーム、そしてサポーターにも安心感をあたえているのならば、ダイエットはMリーグが終わってからがいいかもしれません。
おまけ。
控え室の滝沢プロはユニフォームではなく、スタジアムジャンパーを着ていました。
かっこいいスタジャンだなあと思いました。
あと帰還するときの勝又プロの歩き方がプロレスラーっぽいと思ってしまったことも秘密です。
多分ボトムスが和柄パンタロンパンツなので、“グレート・ムタ”スタイルを想起してしまったのだと思います。なので、これは別のレスラーですが、頭の中で「燃やせ燃やせ 怒りを燃やせー」という曲がちょっと流れました。
花崎圭司(はなさきけいじ)
放送作家・小説家・シナリオライター。映画化になった二階堂亜樹の半生を描いた漫画「aki」(竹書房刊)の脚本を担当。