4連勝か? 首位奪還か?
ボーダーへの浮上か?
それとも復活への第一歩か?
見る者全てが固唾を飲んだ
オーラスの行方
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2022年1月27日
【第1試合】
東家:丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
南家:瑞原明奈(U-NEXT Pirates)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN / 雷電)
解説 土田浩翔 実況 小林未沙
熱いオーラスだった。
点数状況はこのようになっていた。
最初に動いたのは、
丸山だった。
ここまで、
東2局は親の瑞原の仕掛けに屈することなく、1000点をアガり切り、
東3局は岡田の染め手を1300でかわし、
さらに南2局には一通ドラ1で5200は5500を加点。
満貫のツモアガリか、瑞原からの5200以上直撃でまくれる位置に付けていた丸山は、
ここからドラのをポン。ホンイツへと向かう。
さらにを鳴いたあと、
瀬戸熊から放たれた、
もポン。ツモでテンパイする広いイーシャンテンへと手を進めた。
現在7位のドリブンズ。トップを取ればプラスマイナスゼロ付近になるとともに、格闘俱楽部を抜いて6位へと浮上する。残り試合も少なくなってきたここは負けられない。
かたや、
2着目の岡田。
この半荘は、
場に4枚見えていた薄めの待ちを、しっかりとリーチに踏み切ってツモアガリ。
その後もトップが狙える位置で踏みとどまっていた。
南4局1本場で丸山が鳴いたドラのを、
切ったのは岡田だった。このときに残した、
を活かしきって、見事に一通のテンパイを組み上げる。リーチを打って、ツモアガリか瑞原からの直撃でトップだ!!
目下3連勝中の首位サクラナイツ。バトンをつなぐとともに、岡田自身も連勝を決めて完全復活といきたいところだ。
一方、
岡田のリーチと丸山のドラポンに挟まれて、苦しい親番の瀬戸熊。
東場の親番では、