瀬戸熊が示した“勝ちにいく麻雀” あと一歩届かずも攻めの姿勢は健在【Mリーグ2025-26 セミファイナル 観戦記 4/16 第1試合】担当記者 宮水さくら

瀬戸熊が示した
“勝ちにいく麻雀”
あと一歩届かずも
攻めの姿勢は健在

文・宮水さくら【木曜担当ライター】2026年4月16日

本日の対局は、

第1試合

東家:竹内元太セガサミーフェニックス
南家:滝沢和典KONAMI麻雀格闘倶楽部
西家:中田花奈BEAST X
北家:瀬戸熊直樹TEAM RAIDEN / 雷電)

の4選手。

本日の注目は、TEAM RAIDEN / 雷電の瀬戸熊直樹だ。
雷電は現在チーム3連勝中。ここで勝利を収めれば、チーム史上初となる4連勝達成となる。
セミファイナルでは下位2チームが敗退となるレギュレーションの中、雷電はこの試合前時点で4位・+103.7ポイント。決して安全圏とは言えない位置にいる。
さらに本日は、5位・+77.6ポイントで追うセガサミーフェニックスとの直接対決。順位争いを考えても、非常に重要な一戦となることは間違いない。

連勝を伸ばしてボーダー争いを優位に進めるのか、それとも追う側に勢いを与えてしまうのか。
終盤戦を左右しうる大事な半荘で、瀬戸熊がどのような戦いを見せるのか注目したい。

東1局
滝沢が【南】を仕掛ける。

手牌には【西】の暗刻とトイツ2組があり、かなり早そうな手牌だ。
その後、滝沢が【7ソウ】をポンし、【2マン】【5マン】待ちでテンパイが入る。

そこに瀬戸熊も【赤5ソウ】を引き、ドラの【北】を切ればカン【7ソウ】でテンパイを取れる形に。

しかし待ちの【7ソウ】は滝沢がポンしており、見た目では残り1枚。
ここでドラの【北】を切ってテンパイを取るか、【8ソウ】などを切って一度テンパイを外すか、東1局から悩ましい分岐が訪れる。

瀬戸熊はドラの【北】を切り、カン【7ソウ】のテンパイを取る選択をした。
ドラの【北】は場に生牌で、二副露している滝沢に対しても怖い牌ではあったが、瀬戸熊は積極的とも言える【北】切りを選択した。しかし、このカン【7ソウ】待ちは山に0枚。さらに次巡、ヘクリとなる【北】を引き、結果としては裏目を引く形となった。


それでも、東発から瀬戸熊の強気な姿勢が伝わる打牌だった。

その後、瀬戸熊は【8ソウ】をツモリ、【2ソウ】【5ソウ】または【4ソウ】【7ソウ】.【8ソウ】待ちのテンパイを取れる形に。
【4ソウ】切りを選択し、【2ソウ】【5ソウ】待ちで先制リーチをかける。

【2ソウ】【5ソウ】待ちは山に4枚、滝沢の待ちも同じく4枚で、枚数同士のめくり合いとなった。

結果は、瀬戸熊が【2マン】を掴み、滝沢に1300の放銃。

放銃という結果にはなったものの、瀬戸熊の強気な選択が見られ、この試合にかける強い思いが感じられる立ち上がりとなった。

東3局
瀬戸熊に勝負手が入る。


配牌で2メンツ完成しており、ホンイツの二向聴。元太が切った【中】を仕掛け、混一色の一向聴に。

【8ピン】を引いて一度【3ピン】単騎のテンパイを取り、さらに【發】をツモって【發】単騎へ変化。
役役ホンイツチャンタ、ドラ1のハネマン12000という大物手だ。
中田が切った【發】が瀬戸熊のアガリとなり、12000の加点に成功した。

南3局
瀬戸熊が34900点持ちのトップ目。追う2着の元太は32200点持ちで、トップ争いは熾烈な状況だ。

滝沢がドラの【南】を仕掛ける。

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