麻雀最強戦2019
女流プレミアトーナメント
「華麗な技」観戦記A卓編
まさに根比べの開幕戦!
与那城、桜川、石田、水口、
行き詰まる攻防
【予選A卓】担当記者:真中彰司 2019年2月23日(土)
麻雀最強戦開幕!
頂点を狙う女達の仁義なき我慢比べ、
『日本で一番麻雀が強い奴は…誰だっ!!』
2019年2月23日。今年も最強の雀士を決める戦いが開幕したっ…!
今年で記念すべき30回目を迎える麻雀界の圧倒的大イベント、麻雀最強戦。
各界の厳しい予選を勝ち抜いた16名の兵(つわもの)のみがファイナルへと進出できる。
そのうちの1枠を賭けた女流雀士の世界大戦、女流プレミアトーナメント。
32名を4ブロックに分け、各ブロックの勝者4名で1半荘勝負を行い優勝者を決定する。
つまりファイナルに進めるのは、32人中たった1人…残雪を溶かす程の熱戦が、今ここに始まる。
今回は予選第1ブロック、「華麗な技」予選A卓の観戦記をお届け。
さっそく出場者を紹介!
役満ヘビーローテーション 与那城葵(最高位戦)
昨年は初出場ながら、プレミアトーナメント「美女の乱」で優勝。
衝撃の最強戦デビューを飾るも、決勝では成す術なく3位で敗退してしまった。
その後、敗者復活戦に出場して決勝卓オーラス、
あと3巡を凌げばファイナル進出というところまで迫ったが、
今年こそファイナルに進出したい!名古屋の豪腕ガールが今年も嵐を呼ぶ。
最凶メガロリ乙女 桜川姫子(連盟)
最強戦の衣装と言えばスーツが一般的だろう。しかし、桜川姫子は違う。
なんと真っ黒なロリータ服に身を包み登場。
「今回だけの特注の衣装じゃないの?」
と思った皆さん。
常勤している渋谷の雀荘「オクタゴン」でもこの格好です。いや本当の話。
夕刊フジ杯の個人戦決勝にも残るなど、着々と経験値を積み上げている。
2017年の最強戦ガールが、満を持してプレミアトーナメントに初参戦!
リトル・マシンガン 石田亜沙己(連盟)
かつての最強戦ガールも、プレミアトーナメントではすっかりお馴染みの顔に。
去年はプレミアトーナメント「女達の秘技」で決勝卓まで進むも、愛内よしえに敗れ3位に終わった。
愛する息子、しんちゃんを想いながら戦うママ雀士。
同郷・名古屋の与那城にも、最強戦ガール後輩の桜川にも負けるつもりは毛頭ない!
氷の微笑 水口美香(協会)
2017年にプレミアトーナメントで優勝し、ファイナルに出場した経験を持つ。
ファイナルではラス親で箱下から満貫ツモ条件にまで盛り返し、猿川真寿を追い詰める大健闘を見せた。
2018年はプレミアトーナメント「女流王者の極」で敗退したが、
夕刊フジ杯でも2年連続で個人戦決勝に残るなど、ここ数年の勢いは出場者の中でもピカイチ。
再びファイナルの舞台へ進むべく、卓上に吹雪を起こせるか。
席順は起親から桜川-与那城-水口-石田の並びに。
東1局、最初に仕掛けたのは水口。をポンしてマンズのホンイツに一直線。
「初出場の親番、この仕掛けに向かってこられるかしら?」
と、桜川に挑戦状を叩きつけていく。