村上淳、
死闘2時間53分!!
23回の極大リーチ合戦を制し
7戦5勝の絶好調!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」の開幕23日目、第2戦は村上淳(赤坂ドリブンズ)が、トップを獲得。21局中9局が流局という長丁場。中盤以降、沢崎と村上の一騎打ちとなり、ラス親の沢崎のリーチを黒沢への放銃で逃げ切った村上が、今季5勝目を勝ち取った。
第2戦の対局者は、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠、セガサミーフェニックス・魚谷侑未、TEAM雷電・黒沢咲、そして村上の4名。
2度の流局で迎えた東1局2本場、先手を取ったのは親の村上。上家の沢崎が切ったをドラ()含みで鳴いてタンヤオの待ちテンパイ。村上のテンパイ打牌のをポンして、沢崎もテンパイ。のみの待ちでテンパイし、次巡にをツモアガリ。1100点と供託リーチ棒3本を得て、微差ながら沢崎が先行する。
東4局4本場供託リーチ棒4本、親の沢崎がドラのを切って3巡目にリーチをかける。待ちは。南家の村上がドラを含む2フーロでタンヤオの待ちテンパイで追いつく。結果は沢崎のツモアガリ。12000点プラス供託リーチ棒4本で一気に4万点オーバーのトップ目に。
同5本場は、西家・魚谷が先制。7巡目に赤1のテンパイをペン待ちでリーチ。北家の黒沢がチーしてチンイツの待ちでテンパイ。この対決、結果は魚谷がラス牌のをツモって4000点のアガリ。2番手に浮上する。
南1局1本場は、魚谷の先制チートイツのリーチに親の村上が追いかけて、一発で討ち取り。赤1の7700点で村上が2位に浮上する。
同2本場、さらに村上がリーチ・ツモ。ドラ1・ウラ1の12000点で沢崎をかわしてトップに立つ。
南3局1本場、親の黒沢が待望の先制リーチ。ドラ1・赤1のカン待ち。これに迂回してテンパイを入れたのが沢崎。タンヤオ・ピンフ・赤1の待ち。15巡目にをツモって5200点を加点。オーラスを迎えて、村上対沢崎の構図となる。
村上が、沢崎の第1打のをポンしてマンズのホンイツへ。一方、西家の魚谷もをポンしてラス抜けを図る。ファーストテンパイは魚谷。をポンして赤2の待ち。アガれば3着浮上。
追いついたのは黒沢。ピンフ・高めタンヤオ・赤1の待ち。さらに親の沢崎から、満を持してのリーチが入る。ピンフの待ちのでイッツーの大物手。
このリーチを受けて、村上が抱えていた沢崎の現物のを切ると、黒沢がアガリを宣言。2000点で村上の逃げ切りトップ、黒沢は3着をキープして試合終了となった。
村上はインタビューで、
「前回のインタビューでは反省の弁ばかりだったので、対局者の3人に失礼にならないように笑顔で! …といいながらも今日も反省ばかりです。(個人首位について)個人戦でなくチーム戦なので、ドリブンズにポイントがあることがうれしいですね」
と語った。
【Result】
1着 村上淳・ドリブンズ 3万8300点/+58.3
2着 沢崎誠・サクラナイツ 3万6500点/+16.5
3着 黒沢咲・雷電 1万4700点/▲25.3
4着 魚谷侑未・フェニックス 1万500点/▲49.5
【Total】
1位 EX風林火山 +359.6(22/90)
2位 赤坂ドリブンズ +355.1(24/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 49.6(22/90)
4位 渋谷ABEMAS ▲55.1(22/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲156.1(22/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲177.6(24/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲177.8(24/90)
8位 TEAM RAIDEN/雷電 ▲197.7(24/90)
「大和証券Mリーグ2020 サクラナイツvsフェニックスvs雷電vsドリブンズ」
詳細情報
KADOKAWAサクラナイツvsセガサミーフェニックスvsTEAM RAIDEN / 雷電vs赤坂ドリブンズ■公式MリーグTwitter
https://twitter.com/m_league_■公式ABEMA麻雀chTwitter
https://twitter.com/abema_mahjong■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA「大和証券 Mリーグ2020」
11月12日の対戦はKADOKAWAサクラナイツvsセガサミーフェニックスvsTEAM RAIDEN / 雷電vs赤坂ドリブンズキャスト
KADOKAWAサクラナイツ
セガサミーフェニックス
TEAM RAIDEN / 雷電
赤坂ドリブンズ
実況:日吉辰哉
解説:土田浩翔
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE