11月29日(木)13時より、「麻雀最強戦2018 敗者復活戦」が行われた(実況:梅中悠介/解説:馬場裕一・大月れみ・愛内よしえ)。その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、渡辺洋香プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。
優勝した渡辺洋香プロは、12月9日に行われる「麻雀最強戦2018 ファイナル」に出場することになる。
本日の対戦は「麻雀最強戦2018」の第17戦。
現最強位の金太賢が自団体のタイトル「雀王」を連覇したため、麻雀最強戦の「雀王」枠が空位となり、そのために急遽本日敗者復活戦が開催された。
本日の対局メンバーは次の8名。
【A卓】与那城葵 多井隆晴 荒正義 松ヶ瀬隆弥
【B卓】朝倉康心 HIRO柴田 高宮まり 渡辺洋香
予選A卓からは与那城葵・荒正義、B卓からは高宮まり・渡辺洋香が勝ち上がった。
▲A卓1位 与那城葵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
▲A卓2位 荒正義(日本プロ麻雀連盟)
▲B卓1位 高宮まり(日本プロ麻雀連盟)
▲B卓2位 渡辺洋香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
決勝は、高宮・荒・渡辺・与那城の並びでスタート。
東1局は全員ノーテンで流局。東2局1本場、与那城がピンフでリーチ。高宮がイッツーの食い仕掛けで対抗するも、アタリ牌を食いとってツモ切り放銃。最初のアガリは与那城がものにした。
次局は高宮が、カン待ちのサンショク・ドラ1の手で先制リーチして、反撃に出る。
しかし、事前にを仕掛けていた荒が巧みな迂回をみせて、逆に高宮からドラので2600点を討ち取る。
東4局は与那城が500オールで連荘、同1本場に与那城に勝負手が入る。
9巡目にピンフ・ドラ2の親マンガンの先制リーチ。
しかし、与那城のアガリ牌3枚は王牌に眠っており、1人テンパイで流局。2本場は荒がのみで場を流して南入。与那城が、僅差のトップで折り返す。
南1局、渡辺のソーズのホンイツ仕掛けに対して、与那城はチーテンを入れてドラのを切り飛ばす。
一手遅れてテンパイを入れた渡辺が、タンヤオ・サンショク・ドラ1の3900を放銃。
南2局は、現在2着目の荒の親番。
先制を取ったのは与那城。同巡、渡辺にもテンパイが入る。待ちは奇しくも二人ともドラのカン待ち。
2巡後、ドラを引き当てたのは、与那城! リーチ・ツモ・・ドラ1・ウラ1のマンガンを加点して、さらに荒に親被らせて、大きなリードを築く。
南3局、ラス目の渡辺の親番。なんとしても粘りたい局面。
終盤にようやくテンパイを入れた渡辺は、即リーチ・一発・ツモ! タンヤオ・ピンフ・ドラ1・ウラ1の6000オール! 一気に与那城に4700点差に迫る。
同1本場は、荒がマンガンをツモって首の皮をつなげる。
オーラスを迎えて、点棒状況は次の通り。
高宮まり 7,500
荒正義 28,000
渡辺洋香 28,900
与那城葵 35,600
先制を取ったのは渡辺。リーチ・・ドラ1の、ツモか直撃限定の攻撃に踏み切る。
待ちのを4巡後にツモって、見事逆転に成功した。
最終結果
高宮まり 5,500
荒正義 26,000
渡辺洋香 36,900
与那城葵 31,600
次回の「麻雀最強戦2018 」は12月9日(日)。「ファイナル」
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