優勝は近藤誠一プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)!!
12月9日(日)12時より、「麻雀最強戦2018 ファイナル」が行われた(実況:梅中悠介/解説:馬場裕一・多井隆晴・魚谷侑未)。その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、近藤誠一プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。
近藤は予選C卓で、国士無双を出アガるなど他を圧倒する強さを見せ、平成最後の節目となる最強位の座に着いた。
▲国士無双はわずか8巡目に紺野から討ち取った
本日の対戦は「麻雀最強戦2018」の最終戦。
日本で一番麻雀が強いものを決める戦い、麻雀最強戦。今回はファイナル。各代表決定戦を勝ち上がった勝者と団体の現役タイトルホルダーが終結し、真の麻雀日本一が決まる。
本日の対局メンバーは次の16名。
【A卓】前原雄大 鈴木達也 仲田加南 片山まさゆき
【B卓】渡辺洋香 瀬戸熊直樹 岩﨑真 福本伸行
【C卓】近藤誠一 紺野真太郎 愛内よしえ 小林剛
【D卓】内川幸太郎 勝又健志 野間一列 金太賢
A卓からは片山まさゆき、
B卓からは渡辺洋香、
C卓からは近藤誠一、
D卓からは野間一列、
が勝ち上がった。
▲A卓1位 片山まさゆき(漫画家)
▲B卓1位 渡辺洋香(最高位戦日本プロ麻雀連盟)
▲C卓1位 近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)
▲D卓1位 野間一列(アマチュア代表)
決勝は、野間・片山・近藤・渡辺の並びでスタート。
東1局に親の野間がカン待ちの先制リーチをかけるも、近藤が無筋4牌を押して追いかけリーチ。
野間が一発でこれに打ち込み、リーチ・一発・・ドラ2・ウラ1の12000のカウンターが見事に決まる。
しかし東4局には、野間がリーチ・ツモ・・イーペーコー・ドラ1のマンガンをアガって、土俵際で踏みとどまる。
そして南1局の野間の親番。近藤が345サンショク確定のリーチ。待ちはとのシャンポン形。
これを片山から討ち取って8000点を加点する。
南2局2本場、片山の親リーチに対して、近藤がメンホンのペン待ちでテンパイ。
さらに渡辺が追いかけリーチという天王山を迎える。
近藤が片山のアタリ牌を掴んでオリに回って流局。勝負は次局に持ち越しとなった。
同3本場、近藤が好配牌から仕掛けて、タンヤオのみで片山の親を落とす。
南3局、野間がタンヤオ・ピンフでリーチ。そして片山にツモり四暗刻のテンパイを果たすが、アガリ牌は近藤に吸収され、流局してオーラスへ。
▲片山の起死回生の四暗刻は成就せず
各家の点棒状況は次の通り。
野間一列 22,000
片山まさゆき 14,000
近藤誠一 47,100
渡辺洋香 15,900
オーラス開始早々に、近藤にタンヤオのカン待ちのヤミテンが入る。後にのシャンポン待ちに受けかえて、渡辺からを討ち取って近藤が平成最後の最強位となった。
最終結果