優勝は川原舞子プロ!!【麻雀最強戦2021 女流チャンピオン決戦】

川原舞子、

Mリーガー3人を相手に、

大逆転のジャイアントキリングを

達成!!

3月21日(日)15時より、「麻雀最強戦2021 女流チャンピオン決戦」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:中田花奈/実況:日吉辰哉/解説:近藤誠一/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、川原舞子プロ(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。

川原プロは、

四暗刻はけっこうアガれるかと思ってたんですけど…。あれがアガれなくってやっぱりダメかと思いましたが、また(次局に)手が入ってくれてツイてましたね(笑)。女流桜花としてこの舞台に立たせていただいて、緊張していましたが勝ち上がることができました。ファイナルも勝てるようにがんばります」

と語った。

川原プロには麻雀最強戦2021ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。

▲川原プロにはトップ賞ならびにアース製薬商品がおくられた

本日の対戦は麻雀最強戦2021の第1戦目。

<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。今回は女流プロ大会、中でも昨年の予選で勝ち上がったチャンピオンとタイトルホルダー8名が集まった。
昨年のファイナルで多井隆晴に敗れた二階堂亜樹はなんとしても今年リベンジしたい、またMリーグMVP魚谷侑未は背負うものがある。そこへ女流桜花、女流最高位、女流雀王などいま乗ってる者同士の戦い、その中で勝ち上がるのは誰だ?

対局メンバーは次の8名。

【A卓】二階堂亜樹 黒沢咲 岡田紗佳 井上絵美子
【B卓】川原舞子 伊藤奏子 佐月麻理子 魚谷侑未

A卓からは黒沢・二階堂、B卓からは魚谷・川原が勝ち上がった。

▲A卓1位 黒沢咲プロ

▲A卓2位 二階堂亜樹プロ


▲B卓1位 魚谷侑未プロ


▲B卓2位 川原舞子プロ

決勝は川原・二階堂・魚谷・黒沢の並びでスタート。

東1局、ドラ。ドラ2枚内臓の二階堂がペンを仕掛けてジュンチャン狙い。魚谷はマンズの一色手狙い。結果は二階堂と黒沢の2人テンパイで流局。

東2局1本場。ドラのは黒沢の手に1枚。その黒沢が4巡目にドラ切りテンパイ。2巡後にツモ切りリーチでピンフ待ち。

13巡目に親の二階堂が待ちで追いかけ、さらに川原が待ちで3軒目のリーチで参戦。…結果は魚谷の1人ノーテンで流局。

同2本場、ドラは。供託リーチ棒3本が魅力的。ファーストテンパイは二階堂。ピンフ・ドラ2の待ちだが、牌山には残っておらず二階堂と魚谷の2人テンパイで流局。

同3本場、ドラ。この半荘の初アガリが出る。魚谷がピンフタンヤオのヤミテンをツモアガリ。700・1300で魚谷が鼻差ひとつリードする。

東3局、ドラ。先制リーチは親の魚谷。10巡目にピンフタンヤオ待ち。が、これは1人テンパイで流局。

同1本場、ドラは。親の魚谷がドラを2枚組み込んだ4巡目リーチを敢行。待ちはならイーペーコー。リーチ時には牌山に5枚いた。しかしこれもアガれず、魚谷と川原の2人テンパイで流局。

同2本場、ドラポンから仕掛けた川原が自風のシャンポン待ちでテンパイ。16巡目、親の魚谷が生牌を切って、カン待ちでリーチをかけるがまたもや2人テンパイで流局。

同3本場、ドラと仕掛けてマンズに染める魚谷に、黒沢が8巡目にペン待ちの123サンショクでリーチで攻める。牌山に3枚いたをツモアガって2000・4000。一気に黒沢が魚谷をかわして、トップ目に躍り出る。

東4局、ドラは。10巡目にラス目の二階堂が、ドラ雀頭のタンヤオイーペーコー待ちでリーチ。3着目の川原が鳴いて一気通貫・ドラ1のペン待ちテンパイでおいつく。終盤に二階堂がを掴んで2000点の放銃。トップ目黒沢・魚谷・川原の並びで折り返す。

南1局、ドラ。先制したのは二階堂。13巡目にピンフ・高め一気通貫・ドラ1の待ち。親の川原もタンヤオサンショクのカン待ちでダマテンに構えるが、両者アガリには至らず、またしても流局。

同1本場、ドラは。黒沢がピンフ待ちをヤミテンに構えてをツモアガリ。他3者の仕掛けを潰して400・700。局をすすめることに成功する。

南2局、ドラ。先制は黒沢。5巡目にサンショク・ドラ1のカン待ちダマテン。8巡目、川原が一気通貫・ドラ1のカン待ちテンパイを同じくダマテンに。ダブをアンコにした魚谷が4枚めをツモってアンカン。新ドラは。親の二階堂はをポン。魚谷はからを切ってカン待ち。

13巡目、ドラのを引いた黒沢は降りに回る。を引いた魚谷は待ちのフリテンリーチを敢行。ラス目の二階堂はをカンして新ドラは。魚谷の一発を消したものの、魚谷はツモ! リーチ・ツモ・ダブ・ドラ1・ウラ1の3000・6000で逆転トップ目に。

南3局、ドラ。親の魚谷は黒沢に7100点差をつけたトップ目。先制リーチは黒沢。タンヤオのカン待ち。が、黒沢と二階堂の2人テンパイで流局。

オーラスを迎えて、各家の点棒は次の通り。

  川原  19,900
  二階堂 12,600
  魚谷  35,800
  黒沢  30,700

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