高宮まり、
土壇場の一戦、手に汗握る
オーラスを制して4勝目!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」の73日目第2戦は、高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)がトップを獲得。
オーラスを、トップ目で迎えた高宮だが、2位沢崎とはわずか700点差。さらにラス親の滝沢はダイミンカンを入れて18000の大物手テンパイ、と白熱のオーラス。結果、高宮が滝沢を捉えて価値ある1000点で今期4勝目を獲得、1戦目で6位に落ちた順位を再び4位に引き上げた。
2回戦の対局者は、EX風林火山・滝沢和典、渋谷ABEMAS・多井隆晴、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠、そして高宮。
滝沢のリードで迎えた東3局、北家の高宮は高め一気通貫のピンフ、待ちをリーチ。勝負手の入っている滝沢がを掴んで放銃。8000点の直撃で高宮が2番手につける。
南1局4本場、高宮は終盤に234のサンショク、カン待ちをテンパイして即リーチ。ラス牌のをツモって2000・4000。
オーラス、トップ目の高宮と2番手の沢崎の点差はわずか700点。高宮は果敢に仕掛けてタンヤオのテンパイ。ラス目ながらラス親の滝沢は、を仕掛けてホンイツ・ドラ3の18000のテンパイ。滝沢の大逆転が成就するかと思われたが、最後は高宮が滝沢から1000点を討ち取って試合終了。
高宮が4勝目をあげて、個人成績もプラスに浮上した。
勝利者インタビューで高宮は「ずっとドキドキしてました。みんなが(トップを狙う)雰囲気を出していて、恐れていたんですけど(アガれて)良かったです。チームメイトにはのびのびと”1回くらいラスとってもいいよ”みたいな感じで送り出してもらえて、ただ個人としては残り14戦をいい感じでやりたいと思っていたので(トップで)良かったです」と語った。
【Result】
1着 高宮まり・麻雀格闘倶楽部 3万4200点/+54.2
2着 沢崎誠・サクラナイツ 3万2500点/+12.5
3着 多井隆晴・ABEMAS 2万4700点/▲15.3
4着 滝沢和典・風林火山 8600点/▲51.4
【Total】
1位 セガサミーフェニックス +338.2(72/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +117.9(74/90)
3位 TEAM雷電 +52.9(72/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +45.4(74/90)
5位 U-NEXT Pirates +20.6(72/90)
6位 渋谷ABEMAS +12.2(74/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲272.9(72/90)
8位 EX風林火山 ▲339.5(74/90)
「大和証券 Mリーグ2019」
2月10日の対戦は
麻雀格闘倶楽部 vs 風林火山 vs ABEMAS vs サクラナイツキャスト
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
EX風林火山
渋谷ABEMAS
KADOKAWAサクラナイツ
実況:小林未沙
解説:近藤誠一
魚谷侑未
レポーター:松本圭世(C) M.LEAGUE
大和証券 Mリーグ2019 KONAMI麻雀格闘倶楽部 vs EX風林火山 vs 渋谷ABEMAS vs KADOKAWAサクラナイツ