【麻雀最強戦2020 タイトルホルダー vs Mリーガー 最強の女流決戦】優勝は強気のヴィーナス・黒沢咲プロ!!

黒沢咲、

重厚な手作りと繊細な守備で、

復帰戦を勝利で飾り、

ファイナル初進出!!

9月6日(日)15時より、「麻雀最強戦2020 タイトルホルダー vs Mリーガー最強の女流決戦」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:天木じゅん/実況:日吉辰哉/解説:片山まさゆき・梶本琢程)。

その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、黒沢咲プロ(TEAM雷電/日本プロ麻雀連盟)が優勝した。

 

黒沢プロは、

「 赤ちゃんを産んで2ヶ月が経ちまして、家族が支えてくれる中でこうして優勝することができて本当にうれしかったです。久しぶりの生放送ということで、ファンの方々からたくさんの応援のメッセージを頂きまして励みになりました! 最強戦のファイナルに残るのは初めてなんですが、ここから快進撃を続けていけるように頑張りたいと思います! ありがとうございました」

と語った。

黒沢プロには麻雀最強戦2020ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。

▲黒沢プロにはファイナルへのチケットなどがおくられた

本日の対戦は麻雀最強戦2020の第11戦目。

<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。8名の選手が出場、この大会の優勝者が12月に行われる麻雀最強戦ファイナルに進みます。
今回は、女流桜花、女流最高位、女流雀王といったタイトルホルダーがMリーガーと対決。麻雀の神様が味方するのは実力者から人気者か。いざ決戦!

対局メンバーは次の8名。

【A卓】古谷知美 西嶋千春 逢川恵夢 日向藍子
【B卓】高宮まり 黒沢咲 和久津晶 茅森早香

A卓からは西嶋・古谷、B卓からは高宮・黒沢が勝ち上がった。

▲A卓1位 西嶋千春プロ

▲A卓2位 古谷知美プロ


▲B卓1位 高宮プロ


▲B卓2位 黒沢プロ

決勝は、古谷・西嶋・高宮・黒沢の並びでスタート。

東1局、ドラは。北家の黒沢、親のピンズ仕掛けに2枚鳴かせて、イーペーコーのドラ単騎待ちをツモアガリ。黒沢がマンガンのツモアガリで、一歩リード。

東2局、ドラは。4巡目に古谷がを暗槓して新ドラが

しかし先制リーチは高宮。待ちは。すると古谷が同巡にペン待ちで追いかける。

このリーチ合戦は古谷が高宮から討ち取って決着。リーチ・一気通貫・ウラ1のマンガンで、古谷が前局の親被りをリカバリ。

東3局、ドラは。先程失点に回った高宮が、親で先制リーチ。タンヤオの待ち牌は奇しくもカン。18巡目にツモって、ウラが。高宮、4000オールで一気に回復に成功。

同1本場は、古谷が黒沢からリーチのみの1300をアガって、高宮の親を落とす。

東4局、ドラは。先制したのは古谷。アンコの手に1つチーしてのシャンポン待ち。そこに追いついたのは親の黒沢。メンホン・チートイツのヤミテン。

結果は終盤で古谷がオリに回って、黒沢の1人テンパイで流局。

同1本場、ドラ。先制テンパイは西嶋。タンヤオ・ドラ2のカンのヤミテンに構えると、高宮がアンコのシャンポン待ちでリーチをかける。すると西嶋がツモ切りで追いかける。

結果は西嶋が高宮にを掴んで放銃。ウラが1枚で6400。高宮がトップに立つ。

以下、黒沢、古谷の並びで南入。

南1局、ドラは。西嶋がをポンしてテンパイ。チャンタ・123のサンショクのドラ待ちのマンガンテンパイ。他家を受けに回らせて、1人テンパイで流局。

南2局1本場、ドラ。先制リーチは黒沢。8巡目にのシャンポン待ち。

後がない親の西嶋が、16巡目にようやくテンパイ。カンで追いかけるも、同巡に黒沢がをツモアガリ。

1300・2600で黒沢がトップに立つ。

南3局、ドラは。先制したのは古谷。ドラが雀頭のピンフ待ち。しかし古谷はツモれず、1人テンパイで流局。

オーラスを迎えて、各家の点棒は次の通り。

  古谷 26,200
  西嶋   8,600
  高宮 29,300
  黒沢 34,900

トップの黒沢を捲くるためには、西嶋はリーチ棒が出てからの倍満ツモ、古谷は5200ツモ、高宮は1000・2000ツモあるいは2000点の直撃で逆転という得点差。

南4局、ドラは。配牌でドラ2をもらった古谷が大チャンス。古谷が6巡目にカンイーペーコーでリーチを敢行。

リーチ棒の出現で、条件が3900出アガリに緩和された高宮がをポンしてソーズのホンイツへ。

高宮が17巡目にドラののシャンポン待ちでテンパイするも、高宮はテンパイ取らずを選択。

牌山には2枚残っていたものの、その位置は王牌

古谷の1人テンパイで流局し、黒沢のトップ逃げ切りで試合終了となった。

黒沢咲がタイトルホルダー vs Mリーガー 最強の女流決戦決戦を制して、ファイナルへのチケットを手にすることになった。

▲他三者に条件を突きつけた南2局・5200ツモアガリ

最終結果

古谷 28,200
西嶋   7,600
高宮 28,300
黒沢 34,900

▲解説の片山先生も「胆力がスゴイ!」と絶賛

次回の麻雀最強戦2020は9月26日(土)に行われる「最強「M」トーナメント」

出場メンバーは次の通り。

【A卓】 二階堂亜樹 内川幸太郎 小林剛 萩原聖人
【B卓】 佐々木寿人 園田賢 多井隆晴 魚谷侑未

麻雀最強戦2020 最強「M」トーナメント ご視聴はコチラ

こんな面白い対局は
見逃さない方がいいですよ!!

(※文中敬称略)

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