【目次】
安牌(安全牌)とは
安牌(アンパイ)は安全牌を略した麻雀用語。安全牌(アンゼンパイ)とは、他家にロンアガリされない牌のこと。他家にロンアガリされる危険がないことから、安全牌と呼ぶ。逆に、他家にロンアガリされる可能性が高い牌のことを危険牌(キケンハイ)と呼ぶ。
麻雀にはフリテン(※1)というルールがあるため、他家の捨て牌はロンアガリされる心配がない=安牌と判断できる。
元々は麻雀用語だが一般的にも使われている用語で、安心できる状況、リスクのない状況などを指して「安牌」と呼ぶこともある。他にも、無難な選択、安定した結果など、様々なニュアンスで「安牌」という言葉が使われる。
※1)フリテン
自分の捨て牌にアガリ牌があると、その牌ではロンアガリ(他のプレイヤーの捨て牌でアガる)ができないというルール。ツモアガリは可。
安牌(安全牌)の例
- 他家からリーチが入った際に、場に捨てている牌ではフリテンになるためロンアガリはされない。
捨て牌
立直
この場合の立直した他家の安牌はということになる。
危険牌を判断するために覚えておきたい麻雀用語・テクニック
裏筋 / 裏スジ(うらすじ)
– 同色牌で捨て牌の隣の牌を含むスジ
壁(かべ)
– 特定の数牌が自分から4枚見えている状況、ノーチャンスとも呼ばれる
生牌(しょんぱい)
– まだ場に1枚も見えていない牌のこと
間四軒(あいだよんけん)
– 放銃となる可能性が高い裏スジが2つ重なった状態
(番外)実戦での用語使い方
麻雀における基本的な守備であるため、用語としての使用頻度は高い。
- 「遠くに七対子も見えますけど、アガれなそうなのでちゃんと親の安牌を抱えながら打ったんですよ」
- 「対門が通した牌を安牌だと思って切ったら上家のイマテンダマ12000に放銃し、高らかにラス半コールをした」
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