優勝は龍を継ぐ者・仲林圭プロ!!【麻雀最強戦2021 男子プロ超技能バトル】

仲林圭、

オーラス逆転勝利!!

最強戦の舞台で、

龍を継ぐ男が本領発揮!!

7月24日(土)15時より、「麻雀最強戦2021 男子プロ超技能バトル」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:中田花奈/実況:日吉辰哉/解説:多井隆晴/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、仲林圭プロ(日本プロ麻雀協会)が優勝した。

 

 

仲林プロは、

「(東1局1本場に12000点放銃して)一番ボクが優勝できないだろうなぁって思ってましたね。(優勝は)めちゃくちゃ嬉しかったですね。(龍が出たかどうかは、師匠の)吉田光太さんに確認してみます(笑)」

と語った。

また仲林プロは、

「やりました!多井さん待っててください」

と現最強位に挑戦状を叩きつけた。解説を務めた多井プロは応えて、

「ボクより強いですね」

と賛辞を送った。

仲林プロには麻雀最強戦2021ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。

▲仲林プロにはトップ賞ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた

 

本日の対戦は麻雀最強戦2021の第8戦目。

<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ?!3000人を超える一般参加者、国内主要プロ団体選手、豪華芸能人など、他では観られない面々が激突する
プロ雀士、著名人、アマチュア、全国の雀士が参加し麻雀日本一を決定する大会、麻雀最強戦。日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ!
今回は男子プロ対決。その中でも、技巧派8名の対決。生まれ持った最高頭脳を麻雀だけにささげて生きてきた男たちが技をぶつけ合う。灘高校出身の園田賢vs山田浩之、早稲田大学出身の勝又健志vs仲林圭。さらに昨年出場しギリギリで散った三浦智博、西川淳、Mリーガーの松本吉弘石橋伸洋など技巧派がぶつかる。

対局メンバーは次の8名。

【A卓】松本吉弘 石橋伸洋 西川淳 三浦智博
【B卓】園田賢 山田浩之 勝又健志 仲林圭 

A卓からは三浦・石橋、B卓からは山田・仲林が勝ち上がった。

▲A卓1位 三浦智博プロ

▲A卓2位 石橋伸洋プロ


▲B卓1位 山田浩之プロ


▲B卓2位 仲林圭プロ

決勝は三浦・仲林・山田・石橋の並びでスタート。

東1局、ドラは【5マン】。山田が【9ソウ】をポンしてソーズ、三浦が【發】をポンしてピンズのそれぞれホンイツにむかう。終盤で山田が三浦のアタリ牌を掴んで、手仕舞い。三浦の1人テンパイで流局。

同1本場、ドラ【5マン】。今局も山田が【中】を鳴いてソーズの一色へ。石橋はジュンチャンサンショクへ。先にテンパイを入れたのは石橋。【1ソウ】【4ソウ】待ちのヤミテン。高め【1ソウ】は牌山に3枚。13巡目に、仲林の手から【1ソウ】が打たれ、ピンフがついて12000点。まずは石橋が一歩リード。

東2局、ドラは【9ソウ】。三浦が早々にリーチをかけて、ドラの【9ソウ】でツモアガリ。ピンフ・ウラ1の2000・4000で、石橋を僅差でまくる。

流局を2局はさんだ東3局2本場、ドラ【9ピン】。9巡目に三浦がメンチンのテンパイ。【5マン】【8マン】のハネマンだが、石橋が【5マン】【8マン】をすべて吸収して牌山にはゼロ。仲林がドラ雀頭のカン【8マン】待ちのリーチをかけるが、2人テンパイでまたも流局。

東4局3本場、ドラ【3ピン】。供託リーチ棒が4本。仲林が6巡目にドラを切ってリーチ。山田がそのドラをペンチャンで鳴いて、ピンズの一色手に。山田が仲林の【4マン】【7マン】待ちの【4マン】を掴んで、ツモ切って放銃に。リーチ・イーペーコーの2600点。ラス目の仲林が供託リーチ棒を回収して、起死回生の望みをつなぐ。

三浦・石橋・山田・仲林の着順で南入。

南1局、ドラは【7マン】。先制したのは仲林。チートイツ【3ピン】待ちのリーチを山田から仕留めて3200点。

南2局、ドラは【1マン】。3着目に浮上した仲林の、最後の親番。仲林、8巡目にタンヤオ【4ソウ】【7ソウ】待ちの先制リーチ。石橋がイーシャンテンから猛プッシュ、【4ソウ】単騎のメンホン・チートイツでテンパイし、2人テンパイで流局。

同1本場、ドラは【9ピン】。トップ目の三浦がタンヤオで仕掛けて【2マン】【5マン】【3マン】待ちテンパイ。石橋が【1マン】【4マン】待ちでリーチをかけるも【2マン】を掴んでしまい、1000点の放銃。

南3局、ドラは【9ピン】。8巡目に、親の山田がカン【2マン】をチーしてペン【7ソウ】待ちのチャンタ・ドラ1のテンパイを入れる。一方、遠いところから【發】ポン、カン【5ソウ】チーと仕掛けていた石橋がドラ雀頭のカン【2ピン】待ちテンパイを入れる。しかし石橋が【7ソウ】で山田に放銃して2900点の失点。

同1本場、ドラ【5ソウ】。トップ目の三浦がドラをアンコからポン。仲林がリーチ・サンショクのペン【7ソウ】待ちでリーチ。山田が【6ソウ】【6ピン】をポンして【6マン】がアンコの【南】【8ピン】のシャンポン待ちのトイトイサンショク同刻。結果は2人テンパイで流局。

同2本場、ドラ【3ソウ】。親の山田になんとダブルリーチの手が入る。待ちは【6ソウ】【9ソウ】。9巡目に【9ソウ】をツモって2000オールのアガリで、山田が2着目に浮上。

同3本場、ドラ【7ソウ】。石橋が【1ピン】【4ピン】待ちのピンフでリーチ。【白】を鳴いていた仲林が、宣言牌の【南】をポンして【1マン】【4マン】待ちのホンイツテンパイ。石橋が【1マン】を掴んで、8000点の放銃で決着。

オーラスを迎えて、点棒状況は次の通り。

三浦 35,100
仲林 25,100
山田 26,800
石橋 13,000

仲林は、三浦からのマン直かハネ満ツモ、山田はマンガンツモでOK、石橋はひたすら連荘という条件。

ドラは【6ピン】。先制は仲林。タンヤオチートイツ【7マン】単騎待ちでリーチをかけるが、親の石橋との2人テンパイで流局。

同1本場、ドラ【3ピン】。先制テンパイは仲林。【中】アンコの手から【1ピン】をチー、【北】ポンして8巡目にホンイツ【4ピン】【7ピン】待ちテンパイを果たす。どこからでもアガれば逆転優勝。

同巡、山田がタンヤオ・ドラ1のツモれば逆転の【2ピン】【5ピン】待ちのリーチをかける。山田は出アガリは一発かウラ期待、ツモあるいは三浦からの直撃で逆転優勝。

決着は4巡後。仲林が【4ピン】をツモって、2000・4000のアガリをものにして逆転勝利を成し遂げた。

龍を継ぐ者・仲林圭プロが、男子プロ超技能バトルを制し、ファイナルへのチケットを手にすることになった。

▲逆転優勝を決めたマンガンツモアガリ

最終結果

三浦 31,500
仲林 34,900
山田 22,200
石橋 10,400

次回の麻雀最強戦2021は8月1日(日)に行われる「著名人異能決戦」

出場メンバーは次の通り。

【A卓】松本圭世 福本伸行 加賀まりこ 宮内悠介
【B卓】瀬川瑛子 徳井健太 佐藤哲夫 近藤くみこ

麻雀最強戦2021 男子プロ超技能バトル ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!

(※文中敬称略)

麻雀最強戦公式サイトはコチラ。⇒ https://www.mahjong-saikyosen.com/

近代麻雀戦術シリーズ既刊情報

仕事が麻雀で麻雀が仕事
著:藤田晋

Amazonはこちら

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/