麻雀最強戦2019
女流プレミアトーナメント
「一発逆転」B卓編
茅森、黒沢、手塚、二階堂、
一発逆転するのは誰?
Mリーグ場外戦争
【B卓】担当記者:真中彰司2019年3月17日(日)
なんと今週は2日連続で最強戦!というわけで観戦記も2日連続です。
小山さんと梅中アナ、そして近藤誠一プロの喉が心配である。
本日の予選ブロックのテーマは『一発逆転』。
その名の通り、ワンチャンスをものにする打点力を持った女流が集結した。
この観戦記では予選B卓の様子をお届けする。
それでは豪華な対局メンバーを紹介しよう。
まずはセガサミーフェニックスのMリーガー・茅森早香。
Mリーグでは平均打点部門で1位を獲得する活躍を見せた。
一度狙った獲物は絶対に逃さない。今日も女豹がオコってる!
続いてはMリーガー・佐々木寿人の妻としてもお馴染み、手塚紗菊。
旦那譲りのガラクタポーズで颯爽と登場。
でも彼女の雀風は全然ガラクタじゃないような…?
Mリーグに旋風を巻き起こしたセレブ打法が、最強戦でも躍動する。
他人のリー棒でコツコツ稼ぐような真似はいたしません!だってセレブだもの。
最後は元最強位・二階堂瑠美。
Mリーガーである妹・二階堂亜樹はA卓で敗退してしまった。
姉として、妹の無念を晴らせるか?
奇しくもMリーガー vs Mリーガーの親族という構図に。
Mリーグ場外戦争の幕開けだ。
東1局は手塚のリーチに茅森が一発で放銃して2600点。
静かな立ち上がりから始まった。
続く東2局、親の瑠美にピンフのみの先制テンパイが入る。
しかしドラのを引けば、タンヤオ・三色・ドラで4翻アップが見込める。
美しい手役を求め、ここはダマテンに構えた。
そこに黒沢がタンヤオ・平和・ドラ1の満貫確定リーチで割り込む。
庶民には嬉しい満貫確定リーチでも、セレブには日常茶飯事だ。
むしろ一発や裏ドラで跳満まで持っていくイメージが強い。
しかしここは瑠美が700オールをツモアガリ。
「ふーん、三色待ちね。やるじゃない」
リーチをかわされた黒沢の心中や如何に。