黒沢がカン
のテンパイを入れるがダマにする。亜樹が中ポンを入れていてリーチをすれば点数的にオリるかもしれない。高宮の親を落とすことを優先するならダマにして好形変化を見つつ亜樹の和がりを期待するという判断か。
両面に変化するがダマ続行。
この
を高宮が
でチーしてタンヤオドラ３のテンパイを入れる。
のテンパイを入れていた亜樹、高宮の仕掛けが入った直後に掴んだ
で手が止まる。
高宮は両面チーでテンパイ濃厚。黒沢がの前に
を切っていることから、が必要牌なら鳴いていないとおかしい。
と高宮は切っているのでマンズはなさそう。ピンズはが残っているが、～
が捨て牌に全く切られておらずソーズ待ちが最も危険とみた。暗刻のは切りにくい。
亜樹は打
で
単騎とした。
高宮が剛の麻雀で攻めると、亜樹が柔の麻雀で受ける。
この局は亜樹の黒沢への放銃となり２着争いは激しさを増す。
南４局０本場
高宮と亜樹との差はわずか２００点差。高宮は勝負のリーチにいくが
仕掛けていた親の亜樹に放銃となる。
「しぶといわねこの子…」
南４局１本場
２着の亜樹まで４８００差の高宮。
面子手でリーチツモ
の１０００/２０００か、
リーチイーペーコーの５２００が理想だったが、思わぬ形のチートイでテンパイしてしまう。
ここはピンズの上が全体的に安いとみて決断の単騎リーチといった！
は３枚山に残っていた。
だが黒沢から差し込み気味のアガリで裏ドラは乗らずわずかに２着には届かなかった。
1位：黒沢（雷電）+71.9
2位：亜樹（風林火山）+1.3
3位：高宮（麻雀格闘倶楽部）▲20.0
4位：たろう（ドリブンズ）▲53.2
あと一歩まで亜樹を追い詰めた高宮。麻雀格闘倶楽部もこのまま黙ってはいないということだろう。残りの半荘が少なくなるにつれて下位チームからの攻撃は激しさを増すに違いないが、亜樹は、風林火山は受けきれるのか？次戦も注目だ。
梶谷悠介
最高位戦日本プロ麻雀協会所属。HNツケマイとして天鳳やブログで一時話題となる。去年パパと麻雀プロに同時なった男。最高位とMリーガーを目指して連続昇級中。
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり（各種1枚ずつ）。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
（C）AbemaTV
大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vs雷電
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